誤解されるペット猫のテレビ放送（猫の散歩や抱いて外に出るのは厳禁！）

2018年12月28日(金) 1470 / 4

２０２２年５月２０日　９：００　更新記

昨今、動物やペット探偵のテレビ放送で
外で猫を抱いての微笑ましい映像をよく見ます。
また、テレビの視聴率を上げたく、猫をリードで
散歩させて猫がうれしそうにしている風景も
放送しています。

これは大変危険な行為で他のペット探偵さんからも
批判が出ています。
猫は大変憶病ですので、ちょっとした車やバイクの音、
犬の吠える声、人の大声や悲鳴、突然通り過ぎる自転車に怯えて、
抱かれていても力ずくで脱走します。
猫をリードでの散歩も同じで、力ずくで
リードを引っ張り逃走します。

猫を抱いて外に出たり、リードでの散歩の脱走は
非常に多く、掲示板投稿者のコメントを見るたびに、
「またか！」といった具合で、後を絶ちません！
猫を抱いて外に出たり、リードでの散歩は絶対に
やめてください！

ある飼い主さんは猫を公園で散歩中に、
飼い主さんがムカデに驚いて悲鳴をあげてしまい、
その悲鳴を聞いた愛猫がパニックになって
脱走したとのことです。

また、ある飼い主さんは愛猫にいい景色を楽しませようと
車で遠方まで出かけ、愛猫を抱いて車から外に出た途端に
怯えて力ずくで脱走したとのことです。
自宅から１００ｋｍ以上離れた場所で悲惨です！

動物病院通院でもキャリーケースなどに入れずに
猫を抱いて病院に連れてくる飼い主さんがいるようですが、
これも脱走の原因で獣医師さんも呆れています。
病院の駐車場に車を止めて、猫を抱いて病院にくる飼い主さんも
いますが、これも病院駐車場の脱走が多い理由です。

動物病院通院などで猫を連れて外出するときは、
必ずキャリーケースに入れてください。
キャリーケースの破損や落とした衝撃による留め具が
開く脱走事故もありますので、大きな洗濯ネットに
キャリーケースごと入れてしまうことを強くお勧めします。
⇒動物病院治療後に、猫が興奮してキャリーケース内で
　暴れて脱走することがあります。
　猫は暗くすると落ち着く習性がありますので、
　窒息しない程度に、風呂敷などでキャリーケースを
　覆ってください。

迷子猫捜索で見つけた場合でも、持参した洗濯ネットに
入れてください。
やっと見つけて抱いて自宅に戻ろうとしたら、
怯えて力ずくで、また脱走した例が多いです。

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