猫の里親探しの条件について

2019年1月26日(土) 964 / 3

２０２３年１０月１５日　６：００　更新記

★里親探しについて
　里親探しをされる場合は、地元の猫愛護団体にご相談してください。
　ただ、里親さんは猫を飼った経験がないとトラブルが多いです。
　夜中に鳴いて（猫は夜行性なので）うるさいとか、
　物をひっかくなどの理由で外へ捨てる、ひどい里親もいるとのことです。
　残念ながら掲示板で迷子の投稿をしている方が里親さんではなく
　（探そうとしない）、里親さんに譲渡した方が多いというのも
　悲しい現実です。

　【里親と譲渡した方とのトラブル実例】
　　●里親が逃がし、元気にしていると嘘をついていました。
　　　しかも、１年間に里親サイトで9匹の里親になり6匹逃がし、
　　　保護主から連絡が来ても音信不通にしていた人で、
　　　独身なのに結婚していると嘘をついていました。
　　　その他にも偽名など嘘が多数ありでした。

　　　元保護主である私がチラシ配布　ポスター、いろんな人に聞き込み、
　　　何度も通って捜索、夜中から始発までの捜索などを繰返し行い、
　　　その甲斐があり無事に１年4ヶ月ぶりに見つかりました！
　　　5月にうちに帰ってきました。
　　　知っている人の話では、ずっと誰からも飼われず野良で居たそうです。
　　●2016年の10月～11月くらいに、悪質な里親が未避妊のまま逃がし、
　　　放置して引っ越しをしてしまいました。
　　　姉弟猫と一緒に行方不明です。
　　●子猫を欲しいと言う方から連絡があり、6月20日に譲渡契約を結び
　　　6/20の午後に子猫を里親さんに渡しました。
　　　その里親さんが契約違反をし、第三者の知り合いの方に
　　　その子猫を渡しました。そしてその方が猫を駐屯地の近くに
　　　置いてきたらしいです。
　　　6月20日の夜にその話を聞いて、すぐに探しに行きましたが
　　　見つかりません。
　　●私は猫のボランティアグループですが、
　　　入ったばかりの新人のボランティアさんが
　　　通りがかりの知らない人に猫を里親として
　　　渡してしまったのです。
　　　里親との連絡が不通ですので、捜索しております。

　虐待や転売目的の悪質な里親詐欺や飼い主詐欺も増えています。
　里親として引き取った複数の猫をボーガンで打ち殺して楽しんでいた
　男子大学生もいましたが、逮捕されたようです。
　知らない方、特に男性は要注意です！（私も男性ですので偏見ではありません）

　★下記は猫虐待を目的にした里親詐欺についての新聞記事です。
　　※下記四角の線内の青い字のタイトルをクリックしてください。
　　

　◆里親の条件
　　一番望ましいのが信頼できる親類・友人・知人です。
　　下記は知らない里親に出す場合の条件です。
　　（１）距離的に近い地元の里親さんを探す。
　　　　　⇒遠方の里親さんですと、万が一の脱走時に
　　　　　　駆け付けるのが大変ですので。
　　（２）里親の身元確認（運転免許証、マイナンバーカード、保険証など）をする。
　　（３）里親の住居の確認をする。
　　（４）持ち家であること。
　　　　　⇒（理由）
　　　　　　賃貸のアパート／マンション住まいの里親ですと、
　　　　　　引っ越しの際に引っ越し先がペット禁止の
　　　　　　アパート／マンションですと、
　　　　　　猫を置き去りにするケースが多いです。
　　（５）1人暮らしのご高齢の方は避ける。
　　　　　⇒（理由）
　　　　　　飼い主さんが亡くなり、路頭に迷う飼い猫が
　　　　　　増えています。
　　　　　　※飼い猫の寿命は約２０年です。
　　　　　　※ただし、ご高齢者には高齢の猫を勧めるのは可能かと。
　　（６）里親が仮決定したら、里親了解の元でトライアル期間を設定する。
　　　　　里親と猫を観察する。
　　　　　トライアル期間中に脱走させてしまったり、
　　　　　猫の様子がおかしい場合は里親を取消する。
　　　　　⇒里親に出したほとんどの方がトライアル期間を設定しています。
　　　　　　ですので、里親探しは距離的に近い地元の里親が望ましいです。
　　　　　⇒下記は飼い猫の脱走防止対策です。
　　　　　　里親の知識が薄い場合は、よく伝授してください。
　　　　　　※下記四角の線内の青い字のタイトルをクリックしてください。
　　　　　　

　　（注意）怪しい動物愛護団体や猫ボランティアがいますので注意！
　　　　動物愛護団体や猫ボランティアを信用して里親仲介に、
　　　　まかせっきりの方がいます。
　　　　過去には動物虐待で警察に摘発された動物愛護団体や猫ボランティアが
　　　　いますので注意してください。
　　　　また、あるＮＰＯ法人に、お金を出して里親探しを依頼した方がいましたが、
　　　　お金だけ取られて預けた猫を捨てられた事件もありました。
　　　　すべての動物愛護団体や猫ボランティアが信用できるのではなく、
　　　　中には怪しい団体もありますので注意してください。　
　　　　⇒下記は動物愛護団体摘発の新聞記事です。
　　　　　「神奈川県警などによると、動物の保護活動を行っている個人らから
　　　　　　＜犬をたたいている＞などと告発を受け、藤沢北署が動物愛護法違反（虐待）の容疑で
　　　　　　２０２１年９月、動物愛護団体「レスキュードアニマルネットワーク」
　　　　　　（横浜市神奈川区）のシェルター（藤沢市石川）を家宅捜索して
　　　　　　計１０７匹の犬や猫を押収した。
　　　　　　２２年３月には団体と代表の男性を同容疑で書類送検し、同１１月には
　　　　　　別の犬に対する同容疑で７匹を押収、男性を逮捕した。」
　　
　　★余談ですが、譲渡する方が自分で飼えるのでしたら、
　　　自分で飼った方が精神的に楽になります。
　　　けっこう多いのですが、知らない里親に譲渡した方が
　　　猫が心配で心配で食事も喉を通らない方がいます。
　　　心配で睡眠不足も重なりノイローゼ気味になり、
　　　意を決して里親さんに猫を返してもらった方もいます。
　　　やっと安心して食事や睡眠を取ることができたと言って
　　　喜んでいました。

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