
先週、志摩へ行って一泊した。旅行は楽しいが、やはり気がかりなのは留守番のみゆちゃんである。一緒に行けたらいいのだけれど、おそらくみゆちゃんにとってストレスが多いだろうから、寂しいが家に置いていくことにしている。
留守中、伸びた爪が引っかかって身動き取れなくなってしまってはいけないから爪を切っておいたり、万一バケツがひっくり返って飲み水がなくなってしまってはいけないから予備の水を用意したり、不要なコンセントは抜いておいたりと、出かける前にできるだけの準備はするのだけれど、やはり心配である。
こんなとき、みゆちゃんと電話できたらなあ、と馬鹿げた空想をする。夜、宿泊先のホテルからみゆちゃんに電話をして、電話口からニャアという声を聞くことが出来たら、ずいぶん安心できる。
夕方に帰宅すると、車の音を聞きつけて、みゆちゃんが玄関の戸の後ろでにゃあにゃあと鳴いて待っていた。部屋の、もちろんまたじゅうたんの上に吐いたあとがあって、まだ乾いていなかった。二泊するときには、猫おやじである父に、真ん中の日にみゆちゃんの様子を見に来てくれるように頼むのだけれど、一泊ではそれもしないから、そろそろじいやが来てくれる時間にゃ~、と思ったのに父が来ないから、不安になって吐いたのかも知れない。
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