猫のいろいろな病気対応について

２０２４年１１月１０日　１６：００　更新記

（注）四角の線で囲まれた詳細情報は
　　　線内の青い字のタイトルをクリックしてください。

★下記は原則として動物病院での治療後を前提とした対応です。
　猫が病院からの薬や市販のサプリメントを飲んでくれない場合は
　後述の「（１２）重病の猫ちゃんの強制食事法（流動食）」と
　同じ方法で強制的に飲ませてください。
　固形の薬は、すりつぶして細かく砕いてください。

目次：
　（１）貧血の猫や犬へ
　（２）猫の腎臓病について
　（３）猫の尿疾患
　（４）口内炎について
　（５）吐き気／食欲不振、下痢止め
　（６）ちょっとしたケガの殺菌・消毒に（抗生物質についても）
　　　　・しみない殺菌・消毒液があります。
　　　　・触れない野良ちゃんの風邪やケガによる化膿止めに抗生物質を。
　（７）目ヤニ、ものもらいなどのバイ菌による目の疾患は
　（８）簡単な脱水症状の見分け方（獣医師から伝授）
　（９）猫の体温測定
　（１０）心臓と血液のサプリメント
　（１１）猫のノミ取りの薬（皮膚に塗布）について
　（１２）重病の猫ちゃんの強制食事法（流動食の強制給仕）
　（１３）動物病院について（埼玉県南中部の夜間救急病院も紹介）

（１）貧血の猫や犬へ
　　貧血の特効薬がなく、ごく一部では輸血できる大きな
　　動物病院がありますが、一般的には対処が困難です。
　　⇒貧血症状：
　　　　正常時はピンクですが、
　　　　①舌が白い
　　　　②目の下の皮膚をめくると白い
　　　　③耳の内側が白い（黄色は黄疸）

　　新型コロナワクチン開発で世界的に
　　有名なアメリカ製薬会社ファイザーの
　　犬猫用サプリメントの「ペットチニック」が
　　評判がいいようです。
　　動物病院で勧められた方もいるようです。
　　⇒獣医師の話ではノミによる貧血には
　　　「ペットチニック」が、かなり効果があるとのこと。
　　　腎臓疾患による貧血には、2023年から
　　　販売されたペット用「造血剤」がいいようです。
　　　両方併用でも問題ありません。

　　我が家の飼い猫も動物病院で、黄疸で貧血と
　　診断されたのですが、病院の治療と併用して
　　ペットチニックを１か月続けたら、完治しました。
　　⇒獣医師の話では、
　　
　　アマゾンや楽天市場で売っています。
　　効果は下記購入した方のカスタマーレビューを
　　読んでください。

https://www.amazon.co.jp/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%82%B6%E3%83%BC-%E3%83%9A%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%81%E3%83%8B%E3%83%83%E3%82%AF-%E7%8A%AC%E7%8C%AB%E7%94%A8-30mL/dp/B003ZSM27S/ref=sr_1_2?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&crid=9HR8P9R5FNG8&dchild=1&keywords=%E3%83%9A%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%81%E3%83%8B%E3%83%83%E3%82%AF+%E7%8C%AB&qid=1589017854&sprefix=%E3%83%9A%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%81%E3%83%8B%E3%83%83%E3%82%AF%2Caps%2C303&sr=8-2

（２）猫の腎臓病について
　　●現状での「猫の慢性腎不全　治療薬のすべて」
　　　２０２０年１２月、ある飼い主さんから
　　　「猫の慢性腎不全　治療薬のすべて」を
　　　紹介していただきました。
　　　非常に価値の高い注目の情報です！
　　　⇒多くの腎臓病治療薬の中で注目の薬は「ラプロス」です。
　　　　動物用医薬品で初めて「腎機能低下の抑制」が
　　　　効能・効果で認められた猫用の治療薬です。
　　　　QOL（生活の質）改善度において高い有効性が
　　　　認められています。例えば、食欲不振の改善、
　　　　体重減少の抑制、活動性低下の抑制などです。

　　　※下記四角の線で囲まれた青い字のタイトルを
　　　　クリックしてください。以降も同様です。
　　　

　　●ついに猫の腎臓病特効薬の完成か？！
　　　全国の猫の飼い主さんから、もの凄い反響！
　　　２０２１年７月、東大の猫の腎臓病研究
　　　

　　　２０２３年５月、猫の腎臓病特効薬は完成しており、動物病院で治験中です。
　　　

　　●腎臓サポートのキャットフード紹介（総合栄養食）
　　　ある飼い主さんからの紹介で「AIM30」というキャットフードがあり、
　　　アマゾンや楽天市場で売られています。
　　　AIMの働きを助けるアミノ酸「A-30」を配合した猫の健康維持を
　　　サポートする総合栄養食で、「A-30」は宮崎徹教授のAIM研究の成果を基に
　　　開発されたアミノ酸です。
　　　宮崎徹教授（元東大教授）は先に紹介しましたが、
　　　猫の腎臓病特効薬を開発中で、数年以内に完成する予定です。

　　　アマゾンで紹介します。
　　　キャットフードの袋には
　　　「AIM研究　第一人者　宮崎徹教授　研究成果より誕生　腎臓の健康維持フード」と
　　　大きく記載されています。
　　　与える場合は不安な点がありましたら、動物病院の先生に相談してください。

　　　https://www.amazon.co.jp/%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%BA-AIM30-%E5%AE%A4%E5%86%85%E6%88%90%E7%8C%AB%E7%94%A8-%E5%81%A5%E5%BA%B7%E3%81%AA%E5%B0%BF%E8%B7%AF%E3%83%BB%E6%AF%9B%E7%8E%89%E3%82%B1%E3%82%A2-600g/dp/B09TMZLTM4/ref=sr_1_2?adgrpid=137108249994&hvadid=585964955945&hvdev=c&hvqmt=e&hvtargid=kwd-1635322512453&hydadcr=26039_11391065&jp-ad-ap=0&keywords=aim%2B30&qid=1668890990&qu=eyJxc2MiOiIzLjM1IiwicXNhIjoiMy4xMCIsInFzcCI6IjMuMTIifQ%3D%3D&sr=8-2&th=1

　　　上記のドライフードを食べない猫には、
　　　粉末のサンライズ AIM30 サプリメント 3.2g×7本があります。
　　　いつもの好物に振りかけて食べさせることができます。
　　　
　　　https://www.amazon.co.jp/%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%BA-4973321943614-AIM30-%E3%82%B5%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88-3-2g%C3%977%E6%9C%AC/dp/B0BGHNV9Y8/ref=sr_1_2?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&crid=HZDK5WIBR4UG&keywords=aim+30&qid=1670315175&sprefix=%2Caps%2C268&sr=8-2

（３）猫の尿疾患
　　オス猫は石ができての尿疾患が多いので注意してください。
　　大変な激痛で尿が出ませんし、血が混じっている場合もあります。
　　２，３日放置しますと尿毒症で死んでしまいますので、
　　すぐ動物病院で治療してください。

　　原因は運動不足やカリカリ粒の食べすぎのようで、
　　ネットやペットショップのコジマなどでは
　　尿疾患用のキャットフードも売っています。
　　動物病院での治療後に、尿疾患用のキャットフードに
　　切り替えてください。

（４）口内炎について
　　野良ちゃんに多いのですが、口の中が腫れて
　　食べたくても痛くて食べられません。
　　ひどくなると、ユダレを垂らすようになります。
　
　　〇動物病院でインターフェロンや抗生物質の注射を
　　　しますが、根本治療には至りません。
　　〇レーザー治療については、効果に獣医師の間で
　　　賛否両論があるようです。
　　　我が家の経験では効果なしでした。
　　〇抜歯が一番の根本治療のようですが、
　　　必ず治る保証はありませんが確率は高いです。
　　　私の経験では、３匹の野良が抜歯で治った
　　　実績があります。
　　　

　　〇市販のサプリメントがあります。
　　　①共立製薬のデンタルバイオ（犬猫用）
　　　　プロバイオティクス(口腔内善玉菌)と
　　　　ラクトフェリン(主に哺乳類の乳や涙、唾液などに
　　　　含まれるたんぱく質の一種)を配合し、
　　　　口腔内の健康維持をサポートします。
　　　　口臭にいいようです。
　　　　アマゾンや楽天市場で売っています。
　　　②人から紹介されたのですが、アムリット動物長生き研究所が
　　　　販売している「セラプトfm」です。
　　　　アマゾンや楽天市場で売っています。

（５）吐き気／食欲不振、下痢止め
　　吐き気／食欲不振に共立製薬から犬猫用「ボミットバスター」が
　　アマゾンや楽天市場で販売されています。
　　上記より強力な制吐剤は、動物病院でしか入手できない
　　早く効くよく効く１日１回の制吐剤「セレニア」があります。

　　下痢止めも共立製薬から犬猫用止瀉剤「ディアバスター」が
　　アマゾンや楽天市場で販売されています。

（６）ちょっとしたケガの殺菌・消毒に（抗生物質についても）
　　人間用ですが「ムヒのきず液」がお勧めです。
　　下記特徴があります。
　　・しみない殺菌・消毒
　　・誤飲対策
　　・組織修復
　　https://item.rakuten.co.jp/yoikenkou/103-4987426000929/

　　触れない野良ちゃんの風邪やケガによる化膿止めは抗生物質を。
　　

（７）目ヤニ、ものもらい、結膜炎などのバイ菌による
　　目の疾患はアマゾンや楽天市場で犬猫用の目薬を
　　売っています。
　　⇒犬猫用の目薬で効果が無い場合は、
　　　人間用の抗菌目薬を試してみてください。
　　　私の経験で犬猫用の目薬をやってもダメでしたので
　　　人間用の抗菌目薬をさしたら治ってしまいました。

　　ダニ・ノミ・蚊など赤い発疹で、かゆい場合も
　　人間用のウナコーワ等で大丈夫です。

（８）簡単な脱水症状の見分け方（獣医師から伝授）
　　猫の背中の皮をつまんで、上に引っ張ってください。
　　それから放して、皮が元に戻るまでに１秒以上
　　かかる場合は脱水症状です。
　　脱水症状でしたら、すぐに動物病院で治療してください。

（９）猫の体温測定
　　動物病院などでは、ペット用体温計で
　　肛門に体温計の先を突っ込んで測るのが一般的です。
　　ですが、一般の方がやると猫が痛がり嫌がって
　　暴れてしまいます。
　　最近では非接触型のペット用体温計が発売されています。
　　肛門付近を非接触で測れるそうです。
　　数は少ないですが、アマゾンや楽天市場で売っています。
　
　　◆猫の正常体温
　　　人間より１～２℃高く、約３７．５℃～３９．１℃のようです。
　　　平均ですと正常体温は３８．５℃ぐらいです。
　　　３９．５℃以上ですと熱があるとみなされます。
　　　４０℃以上ですと危険な状態ですので、
　　　直ちに動物病院で治療する必要があります。

（１０）心臓と血液のサプリメント
　　　心臓と血液の健康維持です。
　　　犬猫用「ハートアクト」でアマゾンや楽天市場で売っています。
　　　私は血栓の予防で動物病院から勧められました。

（１１）猫のノミ取りの薬（皮膚に塗布）について
　　　動物病院で使われている薬は「ブロードライン」が
　　　多いようです。
　　　獣医の先生に市販のノミ取りで効く薬を聞いたら、
　　　「フィプロニル」成分が入っている薬をお勧めとのこと。

（１２）重病の猫ちゃんの強制食事法（流動食）
　　※猫愛護団体や獣医師から伝授

　　どんなに動物病院で治療しても猫ちゃんが食事をしてくれないと、
　　どんどん衰弱して死んでしまいます。
　　下記は重病の猫を強制的に食事をさせる方法です。

　　◎猫が暴れて、手や腕を引っ掻かれるのが嫌という方には
　　　溶接用の革の長手袋をお勧めです！
　　　

　　◎下記は病院からもらった固形の薬をすり潰す便利道具です。
　　　https://www.amazon.co.jp/%E3%83%8A%E3%83%93%E3%82%B9-%E8%96%AC%E7%A3%A8%E3%82%8A%E6%BD%B0%E3%81%97-%CF%8655%C3%9745mm-HA4132-8-7224-01/dp/B003E1EZQM/ref=sr_1_5?crid=3CZOJ46M33Y5J&keywords=%E3%81%99%E3%82%8A%E3%81%A4%E3%81%B6%E3%81%97%E5%99%A8&qid=1676882934&sprefix=%E3%81%99%E3%82%8A%E3%81%A4%E3%81%B6%E3%81%97%2Caps%2C156&sr=8-5

　　①猫用の流動食を買う。
　　　「総合栄養食」と明記してあるものです。
　　　●典型的な猫の流動食
　　　　カロリーエース（注：猫用と犬用に分かれています）　　
　　　　https://item.rakuten.co.jp/kurosu/10016924/
　　　●猫用粉ミルク
　　　　子猫用でもいいです。子猫用は大変栄養があります。
　　　　http://item.rakuten.co.jp/rakuten24/w114240h/

　　　上記以外にも猫の流動食があると思いますが、
　　　なるべく「総合栄養食」と書いてあるものを
　　　選んでください。

　　②流動食を強制的に飲ませる器具として
　　　実験用注射器（針なし）を購入。
　　　※ペットショップでもシリンジを売っています。
　　　　緊急なら、人間用のドレッシング容器でもいいです。
　　　大きさがいろいろあります。
　　　注意書きで「人体や動物へのご使用はご遠慮ください。」
　　　となっていますが、大丈夫です。
　　　法律上、こう明記しないと販売できないようです。
　　　http://item.rakuten.co.jp/undigital/80-8811/
　　　http://item.rakuten.co.jp/undigital/80-8971/
　　　※動物病院でもくれます。
　　　※実験用注射器は容量が小さい方がいいでしょう。

　　③上記の実験用注射器に流動食を吸い込ませ、
　　　口の横から実験用注射器の先端を入れ、時間をかけ、
　　　ゆっくり飲ませます。
　　　気管等に入らないように注意してください。
　　　※粉ミルクはお湯でといでおきます。
　　　私はこのやり方で重症な飼い猫を、ずいぶん救いました。
　　　動物病院でもらった薬もお湯に溶かして、
　　　この注射器で強制的に飲ませます。
　　　固形の薬は、細かく砕いて、お湯に溶かして
　　　同じく注射器で強制的に飲ませます。
　　　猫がかなり嫌がる場合は時間をかけて、少しずつ
　　　飲ませてください。

　　④多少回復して、少し固形物を与えたい場合は、
　　　人間用のドレッシング容器を購入して、
　　　猫缶と流動食を細かく混ぜて飲ませます。
　　　または、病気回復期の犬猫兼用のａ／ｄ缶です。
　　　https://item.rakuten.co.jp/nikukyuu-market/hc-a156t/
　　　　⇒猫愛護団体の方から強制的にａ／ｄ缶を
　　　　　食べさせる方法を教えていただきました。
　　　　　人指し指の先にａ／ｄ缶を乗せて、猫の口を
　　　　　開けさせ、人差し指を喉付近まで入れて
　　　　　強制的に食べさせます。
　　　　　これを何回か繰り返して食べさせます。

（１３）動物病院について（埼玉県南中部の夜間救急病院も紹介）
　　　

　　　動物病院での先生診察で病気の原因が曖昧の場合は、
　　　真っ先に少し高価ですが血液検査をお勧めします。
　　　血液検査の結果で先生が的確な治療をしてくれます。
　　　特に命に関わる腎臓や貧血については要注目です。
　　　私のかかりつけの動物病院では、血液検査項目の費用は
　　　８千円（2020年現在　診察費や注射などの治療費は別）です。