無事発見保護した後の愛猫の健康チェック（重要）

2019年1月30日(水) 1994 / 6

２０２４年７月２９日　５：３０　更新記

ある飼い主さんより、迷い猫の捜索アドバイスだけでなく、
無事保護した後の対応もアドバイスしてほしいとの
強い要望がありました。
下記の悲しい報告例の（例１）の飼い主さんです。

●無事発見保護したのですが、悲しい報告例
　（例１）１／１３に自宅から脱走しました。
　　　約２週間後にチラシを見た方から連絡を頂き、
　　　無事保護出来ました。
　　　ただ、あまりにもやつれ、病院に連れていきましたが、
　　　力尽きて亡くなってしまいました。
　　　
　　　帰宅してすぐ、食事をとったのですが3時間後に吐きました。
　　　病院の診療時間と、わたしの仕事の都合で、
　　　それから2時間後に病院に連れて行きました。
　　　診療時間が、変更になっており、受付は終了しました。
　　　と言われましたが、診ていただけて、脱水症状との事で、
　　　点滴をしてもらいました。
　　　後は、吐き気どめの注射です。
　　　
　　　今更ながら、仕事なんてほっといて、先生に他は
　　　どこも悪いところは見当たらないと言われても、
　　　もっと、他の病院を探してでも、(週末だったので)、
　　　連れて行けば、助かった命だったと、後悔ばかりです。
　　　
　　　⇒（私から）
　　　　この飼い主さんは、すぐ病院に連れて行かなかったので
　　　　自責の念で苦しんでいますが、翌日ではなく、
　　　　当日数時間後ですので、やるべきことはやったと思っています。
　　　　
　　　　話は少し変わりますが、衰弱した猫を目撃しても
　　　　なかなか誰かに保護されないことに寂しさを感じました。
　
　（例２）飼い猫が脱走して自分で帰ってきました！
　　　ケガをした様子もなく、大丈夫そうですが、
　　　餌や水をやっても全く食欲がありません。
　　　
　　　猫の様子が変ですので、夜間病院で検査をしたのですが、
　　　獣医師から内臓出血で重体と言われました。
　　　どうも人から腹を蹴られたらしいとのことです。
　　　猫嫌いな方または猫虐待者の仕業らしいです。
　　　許せません！

●無事発見保護した後の健康チェック
　◎痩せて衰弱、脱水症状、食欲がない、猫の様子が変でしたら
　　命に関わるので、すぐ動物病院で検査を！
　　
　　脱水症状の簡単な見分け方は、
　　猫の背中の皮をつまんで、上に引っ張ってください。
　　それから放して、皮が元に戻るまでに１秒以上
　　かかる場合は脱水症状です。
　　
　　緊急の場合の夜間救急動物病院も
　　事前に調べておいてください。
　　※私は埼玉県在住ですので、
　　　埼玉県南中部の夜間救急動物病院を紹介します。
　　　名前は「どうぶつの総合病院」です。
　　　毎日９時～２５時　救急外来対応
　　　〒333-0823　埼玉県川口市石神815
　　　https://vsec.jp/

　　　日中の救急も対応している大きな動物病院です。
　　　東北自動車道　浦和ＩＣ手前（東京寄り）の
　　　国道１２２号線沿いです。
　　　東京からも比較的近いので、東京の方も参考に。
　　　東京外環自動車道　川口JCTを降りてすぐです。

　　　※下記四角の線内の青い字のタイトルをクリックしてください。
　　　　以降も同様です。
　　　

　◎猫が元気そうでも、動物病院の検査をお勧めします。
　　⇒迷子中に空腹でゴミ集積所の腐ったゴミを食べていた
　　　可能性があります。
　　　特に脱走期間が長いと危険です。
　　　※私が迷い猫捜索アドバイスで置き餌を
　　　　勧めている理由の１つがゴミを食べるのを
　　　　防ぐためです。

　　　ペット葬儀屋さんから聞いたのですが、
　　　ゴミの中のプラスチックも食べてしまい、
　　　それが死因になることがあるそうです。

●（重要）猫のいろいろな病気対応を紹介
　貧血、腎臓、口内炎などの対応を紹介しています。

　※下記四角の線内の青い字のタイトルをクリックしてください。
　　以降も同様です。
　　

●脱走期間がある程度長いと飼い猫でも野生化します。
　しばらくは仲の良かった先住猫を威嚇するかも
　しれませんが、少しの我慢です。

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