ボラさんの話

2019年3月1日(金)

ボランティア

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桃太郎と暮らし始めて２ヶ月が過ぎた頃、ネコジルシに登録しました。

今よりもプロフィールはシンプルで、日記もまだ書いていなかったのですが、突然メッセージが届きました。

県内でボランティアをしている女性でした。

｢雄の子猫飼えませんか？｣

その方はTwitterをしていたので、私は一方的に知っていました。

その若い女性が通院しながらボランティア活動をしていることも、兄弟たちの里親が決まっていく中、模様のせいで断られる子猫のことも。

私、あなたのこと知っています！とネットストーカーを告白。
彼女も驚いていました。

結局、２頭目は旦那に断られてしまい、お会いすることは叶いませんでしたが、その後もTwitterを覗かせてもらっていました。

地元にもボランティア団体がありますが、子どもが中学生以上にならないと里親資格がないとのことで、一度猫砂を寄付したっきり接点がなかったので、その方が一番身近なボランティアさんでした。

病院通いと里親探しでかなり疲弊しておられるようでした。
最後の１頭を譲渡したら、保護活動から一旦離れようと決めて。

でも里親が決まらなくて、悩んで、悩んで。

何度も、この子は桃太郎の影だから！といって旦那を騙そうかとか考えました(^^;
不毛な妄想ですみません。

私にはできないことをしているボランティアさんたち、本当に尊敬します。

野良猫問題で、こんなド素人の私でも心がささくれるのに、ボランティアさんたちの心労たるや、想像もつきません。

決して許されることではないけど、荒れたシェルターの管理人だって、3.11震災後からずっと猫を断らずに受け入れ続けて、100頭もの猫の居場所を作ってきた人。どれ程の心労があったのだろう。

そこに保護猫を預けた人も、

荒れたシェルターにレスキューに入った人も、

寄付を募らず、自分のできる範囲でボランティアをしている真面目な人たちも、

元々は皆、猫のために。
志はひとつだったはず。

もう一人のネットストーカー中のボラさんも、もし自分がアニマルホーダーになったら身内に｢私を殺してでも止めてくれ｣と言っているそう。

猫のためにボランティアをしようと、ちゃんと実行する人はやっぱりすごい。

だから、２頭目を迎えるなら私に声をかけてくれた人のあの子を迎えに行こうと決めています。

もう成猫になっていても、じいさん猫になっていても。

早く当たれ、宝くじ！

45 ぺったん