口内炎で苦しんでいるメス野良ちゃんを保護しました。

2019年3月5日(火) 909 / 6

２０１９年３月７日　９：００　更新記

私のプロフィールでは、１０匹保護して完全室内飼いを
紹介していますが、また１匹増えてしまいました。
我が家は老人家庭で余裕がないのですが、苦しんでいる猫を
見捨てられないです。

１か月前の２月上旬の寒い朝に我が家の外の野良用餌場で
衰弱して泣いている猫がいました。
口からよだれを垂らして痛くて餌が食べられない口内炎の
猫のようでした。
人から餌をもらって人慣れしてるようで簡単に捕獲できました。

家には１０匹の飼い猫がいますので、別室にゲージを
組立てて、保護した猫を入れました。
ゲージは猫ハウス・小型トイレ・餌や水が置ける大きさです。
猫ハウス内には毛布と電気あんかを入れ、ゲージには
ペット用保温電球をぶら下げて暖かくしました。
ゲージは中の熱が逃げないように、ゲージの扉を除いて
周りを大きい毛布で包んでいます。

暖かいお湯を入れたら、ガブガブ飲んでいましたし、
柔らかいパウチも食べてくれましたが痛そうです。
翌日に動物病院に連れていき、とりあえずインターフェロンと
持続性（２週間）抗生物質の注射をしました。
重症の口内炎は上記の注射は一時的な治療ですので、
薬が切れるとまた元の状態に戻ってしまいます。
先生の話では高齢のメス野良ちゃんとのことです。

抗生物質は２週間以上継続はできないので、
１０日ぐらい過ぎて注射の効き目が薄らいだ頃に、
また動物病院に行って根本治療について獣医師の先生と相談しました。
私の過去の経験では、口内炎ではレーザー治療もあるのですが、
まったく効果なしでした。
近所に個人の猫ボランティアさんがいるのですが、
抜歯は好まないようで、注射でごまかしながらネットで販売している
猫用口内炎のサプリメントを勧めてきました。
ですが、我が家で過去において２匹の猫の口内炎で
抜歯で治った経験がありますので、おもいきって先生に
抜歯をお願いしました。
先生も同意してくれたのですが、歯が無いので餌を噛むのを
心配していたら、先生から猫は噛まずに食べることが多いので
歯が無くても大丈夫ですよと言ってくれました。
ただし、抜歯で完全に治る保証はないそうですが、
確率は高いそうです。

抜歯は前歯の犬歯４本を除いて、１２本全て抜歯しました。
手術は麻酔による抜歯で時間がかかりますので予約制です。
日帰りの手術です。
歯を削って抜歯したようで、抜歯で穴が開いた部分は全て糸で
縫って塞いだようです。
先生の話では両側奥歯の４本の腫れが、ひどかったそうです。
野良と申告して格安で抜歯していただきましたが、
１２本ですから痛い出費でしたが、猫のため仕方ないですね。

手術後の翌日から餌をモリモリ食べており、
口内炎の口臭も消えました。
術後１週間ぐらい経過しましたが、現在まで良好のようです。
ものすごい食欲で、我が家は破産しそうです。（笑）
尚、先生から抜歯の痛み止めの薬をもらって餌に混ぜています。

現在の様子ですが、ゲージを片ずけて、家の中を自由に
させています。
寝床の猫ハウスと毛布と電気あんかは、置いています。
他の１０匹の猫とも慣れてきました。
喧嘩はしません。
ちょっと唸る程度ですが、時間が経過すれば完全に仲良くなります。
他の１０匹の猫が全てそうで、今では遊び友達で
部屋の中を追いかけっこして楽しんでいます。

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