体の植毛がほぼ終わりましたので、後は細かい部分を整えていく作業と、顔周りの二段植え作業を残すのみ。

現在は植毛は後頭部の一部を残すだけとなりました。
カット前なので長毛猫さん状態です。モッフモフですw
体は全部一気に植えてからカットしないと、バランスが悪くなるので、この時点ではちょっと見た目気持ち悪い感じですが、この後すっきりさせます。

横からみるとこんな感じ。
ロビンくんはよくみると、体の部分は灰色が強いんですが、頭にいくほど茶色い毛が増えてくるため、全体にグラデーションで作らなければ違和感があります。
体と頭のつなぎ目からいきなり色が変わったら変な感じになってしまうので。
しかも、後ろ姿をみると、体の正中線に沿って黒が強いので、そこも色を変えなければいけません。
写真ではわかりにくいですが、もふもふしたグレーの下にちゃんと黒が隠れています。
カットした時に、色の出が悪い部分は再度修正します。

羊毛はこれだけの色数を用意し、写真を拡大してグラデーションのかかり具合に合わせて色の配合を変えていきます。
ちょうど、絵の具をパレットで混ぜ合わせるイメージ。
黒や白のソリッドの子以外の子は、よくみると、体毛は一色ではなく、いろいろな色の毛が混じっていることがわかります。
写真を拡大することで、大まかに「この辺の色かな?」とあたりをつけて色羊毛を用意し、根気よく混ぜ合わせて色を作っていきます。
配合は以外に難しく、組み合わせの結果によっては思った色にならなかったり、意外な組み合わせが意外な色になることがあり、これもまた奥深くて楽しいです。
ハンドカーダー(羊毛を混色する道具)があれば楽な作業らしいですが、この道具は大変高価。
趣味として買うにはちょっと躊躇するお値段。(安いものでも7−8千円)
従ってひたすら手でむしってますが(量が多い時はスリッカーブラシを二本組み合わせて作る)やっぱりムラができてしまうので、いまいちもっさりした感じになっちゃいますが、逆にこのムラのある感じをうまく使えないかと試行錯誤するのもまた楽しいものです。

横顔のアップ。
自然な感じにグラデを作るのに少し苦心しました。
でも、うまく色がグラデになるととても達成感がありますね♪
こんな感じで植え終わったらカットして、縞のはっきりしてる部分や、違和感のある部分を修正していく感じになります。
ニードルフェルトの猫作りは、作れば作るほど奥が深くとても楽しいです。
疲れた時には糖分の補給ってことで、先日カルディの猫の日で買ったお菓子が役立ってます。

残念な顔の黒猫さんのキャンデーw
なんだろう……この脱力するような残念で笑えるお顔は……。
妙に癒されますわ……これw
あまりに面白くて、食べるのもったいないと思ったんですが、食べないと劣化しちゃうので写真撮って美味しくいただきました。
イチゴ味で美味しかったです。
ちなみに……このロビンくん人形……イケメン猫大好きな美雨様に、2回ほど拉致されました。
なぜか気に入って抱え込んで離さないため、取り返す時に少し植毛した毛が抜けてしまって、修復にちょっと時間かかっちゃいましたw
手の届かない高い棚の上に置いといたはずなのに、どうやってとったんだろう?
美雨様の執念……侮れないw
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