朝ゴハンの間、他のみんにゃがカシカシするまでテルちゃんケージへ。
やっぱり大鳴き。テルちゃんの手術までに、
このケージ隔離時間を短くする作戦を思いついてホントによかった。
その後、開放されたテルちゃん。
おにゃかも空いてるだろうし、お水もあげられないけど
いつも通り、元気いっぱい駆け出していきました。
病院へ行くのにキャリーへ入ってもらう前。
にゃんもっくで眠っていたテルちゃんを抱っこしてお目々を拭く。
「瞼の開いたテルちゃんの右目を拭くのも、コレが最後かぁー」
と、思ったら、ポロリと涙がこぼれ落ちました。

あれ?私、なんの涙?
生まれたときには眼球はあって、でも目の病気でそのままで
だんだん萎縮していってしまったであろうテルちゃんの右目。
保護主さんに保護してもらって
遠く遠くウチまで来てくれて
最初は威嚇というヨロイで自分を覆っていたテルちゃん。
みんにゃと仲良く遊ぶようになって、
ちっちゃな体だけど元気いっぱいで、甘えんぼでお転婆で
純真無垢な私の天使。
そんなことたちが、ぎゅっと凝縮されてぶわっと感情が膨れたのかな?
病院へ、たった5分の道々、車の中で考える。

車の中ではハナちゃん・テルちゃんのユニゾンの鳴き声が響き渡っていたけれど
病院に着いたら、ハナちゃんはびっくり顔。
テルちゃんは、通り越してフリーズ状態。
「テルちゃん、隣にハナちゃんいるよ」
夕べ、絶食時間ギリギリまで贅沢ゴハンをあげたのが功を奏したのか
今朝の体重2312g。初めて2.3kg台に。
先生は「んー、それでも体重は増えたんだね」と言っていた。
例のセリフを言ったらば
先生は、「わかりました」といい声で、ニヤリ顔でした。
先生、ほんっと、頼みましたよ!
ハナちゃんのおにゃか。
1週間で、毛が生え揃い始めました。

お腹の傷口の膨らみについては通常だということでした。
ゲホゲホいう動画を見てもらう。
「お水飲んだ後とか、激しく動いた後とか、日に10回くらいはこうなんです」
「麻酔のときに、気管に管を通すので多かれ少なかれなる」
と、先生
「そう思ったんですけど、1週間経っても変わりないので」
と、私。
言っているそばから、診察台のハナちゃんが、「ゲホッ」としだす。
普通は1.2日程度なので、ハナちゃんの体質によるものだということ。
「お薬は飲めるかな?」
⇒粉薬をゴハンに混ぜてしか。錠剤はまだ。
と言うか、この喉がゲホゲホ言ってる状態だと・・
ステロイドの注射を打ってもらう。
明細の記載は『持続性ステロイドホルモン注射』
帰宅してからは、まだゲホゲホは聞いていないので、効いているのかな。
ネオの動画も見てもらい相談。
明日、テルちゃんのお迎え時にネオを連れて行って診てもらいます。
テルちゃんが起きているとき、
いつも気をつけなくちゃいけないくらい飼い主の足にくっついて歩く。
ごろん。どてん。で背中をスリスリする。
私が部屋を出たら、一番に飛び起きてくる。
一人でも寝られるけれど、寂しいと鳴いて、誰かのもとへくっついていく。
そんな甘えん坊で、でも一番の怖がりさん。

夕方、先生から、「麻酔の醒めも順調」といつも通りの電話がありました。
手術は問題なく終わった様子。
ハナちゃんのときみたいに、だれかお泊りのお友達がいたらいいな。
ひとりだと、きっとちっちゃな体で、おっきな声で鳴きどおしかな?
大好きなねずみのオモチャ2つと、ブーム再燃のアジの開きの蹴りぐるみ。
キャリーに入れたけど、病室に看護師さんうつしてくれてるかな?
テルちゃん、鳴いてそれどころじゃないかな。
寂しくて怖い想いさせて、ごめんね、テルちゃん。
明日、一番に迎えに行くよ。
ネオもいるからちょっと待ってもらうけど、
早く元気に帰っておいで。
テルちゃんの無事がわかるまでか、なんだか、ゴハンが喉を通らにゃいよ、
自分の手術のときでも、いつでも。ずっと変わらず平和なスクちゃん。
