最初はなんとなく、「家で美味しい梅酒飲めたらいいなー」程度で始めたんですが、気づいたら毎年やってます。
毎年の初夏のお楽しみ。
食前酒にしたり、なんとなく夜更かしのお供にちょっと飲んだり。
毎年南高梅を1キロ分ぐらい漬けて、一年たったら梅は取り出し、中身は小さな瓶に小分けして飲んだり、そのまま保存して熟成させたりといろいろ。

今年漬けたものと去年の分の瓶(移し替えた所)
最初はホワイトリカーで作ってましたが最近はブランデーを使ってます。
やっぱりブランデーを使うとコクが違うので。

去年のものと2年前のもの。
取り出した梅は食べたりジャムにしたり料理に使ったり。
我が家で一番古い瓶は2012年(7年もの)がありますが、ここまでおいたら10年超えさせてみようかとw
故意に残したもの以外はほとんどは3年以内になくなってしまいます。
我が家で飲む分の他に、義父母や義弟にわけたりしてるとすぐなくなってしまう。
自作すると、毎年味が違うので、安定しないけど楽しいといえば楽しいです。
毎年ぼぼ同じレシピで作っているのに、ドライな年があったり、すごく甘い年があったり。
2017年ものは甘さ少なめだと思ったら、2018年ものは恐ろしく甘い。
その時の気候や、使った梅の大きさや質、保存状態などで変わるのかな……その辺も楽しみの一つ。
作るのは毎年、美雨様のお誕生日前後なので、前年のものを取り出すとき、そのときの美雨様の成長具合を思い出します。
2016年より前のものを飲むときは「ああ、この頃はまだ長吉がいたなあ……梅の仕込みを興味深そうに覗いてたっけ……」とかしんみりと思い出したりします。
私にとっての梅酒は美味しいタイムカプセルなのです。

ちなみに、梅酒を仕込んでいる間、美雨様に邪魔されないようにおもちゃを固定しておいといたら、こんな感じで遊んでましたw(長吉のときにもよくやってたw)
そういえば、ずっと楽しみで読んでいたゴジュッセンチの一生の3巻が出ました。
これが最終巻ですが、なんて素敵な終わり方……。
涙腺が崩壊しました。いい意味で。
一巻の冒頭で、不安な描写があって、それがずっと気になってたんですがやはり予想した通り暖かく感動的なエンディングが待っていました。
ネタバラシはしませんが、本当に七生もマチもよかった!と心からホッとしました。

もちろん、フィクションであり現実の地域猫はこんな風にうまくはいかないのだろうけど、フィクションの中でまで猫たちが辛い思いをすることはないと思うので、これでいいのだと思います。
実際関わっている方に言わせればある意味ご都合主義的展開で、突っ込みどころも多いのでしょうけど、現実を知らない人への啓蒙ならこういう形でもいいよね……と思いました。
いろいろな意味で考えさせられるお話でした。
途中、かわいそうな描写などもありますが、それを乗り越えて素敵なエンディングが待っていますので、ご興味のある方は是非読んでみてくださいね。
さあ美雨様、今年の梅酒作りも終わったし、本格的に遊ぶ?

美雨「んーどっちでもいい」(一人遊びで疲れたようだ)
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