しかし、災害は何時起きても不思議なく、何時でも備えておいた方が良いと思ってます。
すぐに支援物資が届くから「備えは不要」と思ってる人も多いようですが、支援が届くのは3日程度、または道路事情などで届かないケースも考慮しておいた方が無難かと。
まずは「自助」からスタートです。
さて、外にいる猫は誰しも見かけるでしょう。
公園やどこかの庭や木陰でくろいでいる猫のことです。
道路で死体となった猫をみかけることもけっこうありますよね。
一方でペットの代表格である犬はどうでしょう。
繋がれてる犬も見かけますが、大半は室内飼育になってきました。
犬は昭和初期までは繋がれておらず、道端でウロウロしてるのが普通のことでゴミ箱を漁ってる姿をよく見かけました。一般人も違和感をあまり感じていなかったと思います。
ところが、徐々にウロウロしてる犬はいなくなりました。
狂犬病が発生して人の命が奪われてしまったからです。
そのために、外にいる犬は片っ端から捕まえて殺されました。
同時に狂犬病予防法が策定されたのです(昭和25年)
狂犬病の発生と蔓延を防ぐ目的で施行された法律です。
登録と狂犬病予防接種を所有者に義務付けました。
また登録したら「犬鑑札」を着け、狂犬病予防接種を済ませたら「済票」を犬に着けることを義務化したのです。未登録・未接種・未装着は20万円以下の罰金(犯罪)として規定されました。更に繋留することも義務としました。
「鑑札」と「済票」のどちらが欠けても収監しなければならない(狂犬病予防法第6条)とあったため、所有者はこぞって登録し、「鑑札」「済票」を着けて繋留に努め、保健所に連れていかれ殺されないようにしたのです。
この義務は犬にのみ適用されました。直接人に感染させた動物が犬だったケースが95%以上だったからです。(日本で最後の感染は猫だったのはよく知られています)
ここで<猫>が除外されたのが、外に猫がいる原因の一つだったのではないか?と言いたいのです。
猫にも登録制度を設け、狂犬病予防を義務付け罰則規定も犬同様にする。外猫は収監するという風にすれば外に出す所有者は少なくなるはずだった。
実際に狂犬病は猫からも感染します。海外では猫にも予防を義務付けてるケースがありますし、国内でも登録制度を設けてる市町もあります。
猫だけが愛玩動物と言われる中で外にいるのを黙認されてる。
犬より猫が狂犬病リスクが高い、と主張する方もおります。
そりゃぁそうだ! 予防接種を毎年受けてる猫を聞いたことないです。
猫が外にいる(外に出す)のはリスクが高過ぎ!です。
交通事故は元より、感染症、虐待者の餌食、苦情の大元、
そして猫の捕食性による生態系へのリスク。
この生態系への脅威とも言うべき猫の性質は、猫を飼育した人なら誰でもが想像できるでしょう。
室内なら猫は「可愛い天使」ですけど、いったん外に出せば「害獣」と呼ばれるのは仕方ないことです。ペットの代表格である犬と猫。猫も犬同様に狂犬病予防法の範疇に入れた方が良いと考えます。

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