山形市内は震源地から離れているので被害はありませんでした。
今回の地震は小刻みでゴトゴトと揺れる中、スマホとテレビの緊急地震速の音にアタフタしてしまいました。
金太先生も日記に書いてくださっていますが、今から盛んになるさくらんぼ狩りは影響ございませんので、どうぞ山形においでください。
地震の次の日は大雨、そんな次の日木曜日、我が家はまた揺れに揺れました。
雨の中、かすれた猫の声が聞こえるようで外に出てみると変わった様子はなし。
なんだ空耳か、と家に入ればまた聞こえてくるような気もするし。
家の子たちは聞き耳を立てている様子もなく、早朝パトロールを終えたどんつぁんが安堵の表情で朝寝しているのを確認し、
｢では、行って来ます｣
いつもと同じ1日がはじまる予定でした。
ふと見たカーポート中。
ちっちゃな、ちっちゃな仔猫がいる～
この仔の声だったんだ。
いつからいたのか片方の目がグチャグチャの涙目で鼻先はよごれて真っ黒。
食べ物探して地面に鼻をくっつけたのかな？
仔猫とは思えないかすれ声は泣き続けたからかな?
家の前は国道で交通量は多いし、裏の山にはカラスもいるし、保護しなければ、と思い手の伸ばしたら、私が入り込めない狭い場所に逃げちゃった。
今、私は介護の実務者研修で学校に通っています。
ちょうどこの日は学校へ行く日、時間厳守なので捕獲は弟に任せ、学校へ。
お勉強も上の空で、いそいで家へ。
片方だけ開いたブルーのお目目が綺麗なキジトラの女の子が捕まっていました。
まだママ猫が恋しい年頃の女の子、躊躇なく志づにピョコピョコ走り寄り、志づからシャー。
茶々。に駆け寄り怪訝な目に睨まれ後ずさり。
執拗に追いかける凸助。
オスは仔猫を嚙み殺すこともあるそうです。
ちっちゃいながら凸助にうなり声をあげていました。
なので、凸助は外に退場。
あんなに何匹も仔猫の面倒をみてきたどんつぁんは無関心で居眠り。
どんつぁん、年取ったなぁ～
それより、この仔どうする?
猫の生涯を２０年とすると私の年齢からはちょっと無理かも。
近くの信頼できるボランティアさんに相談し、里親を探してもらうことにしました。
食事と睡眠で体力回復してもらおう。
ジクジクした目を拭くとゴロゴロと喉を鳴らす音がします。
仔猫のためにトイレを準備し、久々に仔猫用のパウチを買いました。
先ずは柔らかいちゅーるをあげると、よほどお腹がすいていたのか、何かしゃべりながら袋まで齧ってます。穴の開いたちっちゃな歯型までがかわいい。
床に置くとスリスリしながら膝の上に乗って睡眠どころか甘噛みし、じゃれはじめました。
時々、訳のわからないことを話す高齢の母が、訳のわからない｢白子｣という突拍子もない名前をつけて笑顔で遊び相手をしています。
里子に出すつもりだったのですが、なんとなく心が揺らぎ始めました。
（保護２日目の仔猫、動いて写真が撮れない!ちょっとかわいそうだけど虐待って言わないでね)
ちょうど梅干さんがカブッチの日記を書いていたので、猫のことは猫に相談「カブちゃん相談室」に聞いてみました。
カブッチは目を閉じたまま、寝てる？
もう答えは決まっているはずニャ！ 胸に手を当ててみ～
だって。
とりあえず、家で保護することにしました。
弟が近所のボラさんに断ってきたら、
「やっぱり、そうなると思った」って笑っていたそうです。
変ちくりんな名前「白子」は「てんてん．」にしました。
背中の３つの黒い点から、です。
３つ目の点は「てんてん．←ピリオド」です。
茶々。の命名のときも最後の｢。｣は終わりの意味でした。が。
ネコジルシの迷い猫掲示板にも登録しました。
てんてん．は家で猫を飼っていることを知っている人が故意に置き去りにしていったんだと思います。
もしかしたらこの日記を見ているかも知れません。
｢ここまで育った命を放り出すのは生き物の頂点に立つ人間の責任としてどうですか？
断ってくれたら相談できたのに残念です。｣
保護して５日目、
志づが遊んでいるてんてん．を見守っています。
茶々。は
さくらんぼ潰れてますよ～
ぺったん したユーザ
ぺったん
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