…むぅは日に日に小さくなっていっていますが、むぅはむぅです。
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朝、目がグシュグシュしていたのを見て
「ママ、むぅちゃんまだ生きたいよって
死にたくないよって泣いてるんじゃないかな」とおぉ兄ちゃん。
黙ってナデナデするちぃ兄ちゃん。
…そうだね。
でも猫は『死ぬ』ってどんなことか知らないから、たぶんそのときまでいつもどおり『生きる』と思うよ。
だからいつもどおり、やさしくしてあげようね。
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おむすび母ちゃんは子供好きだと思われているかも知れないですが。
実は苦手です。
むぅちゃんとちゃあちゃんは
子供ができないかもと言われ、飼い始めた
昔の旦那さんとの結婚記念日生まれの兄弟です。
子供が生まれるなんて、人生計画の中になかったのです。
むぅちゃんは、オシッコをいろんなところでしてしまうコでした。
クッションも、猫用ベッドも…全部むぅちゃんのトイレになって。
買っては捨て、買っては捨て。
「なんか、この猫。アタマおかしいんじゃないの?」と昔の旦那さん。
…え?だったら何なの。捨てろと??
もちろんそれだけが原因ではないけれど。
むぅとちゃあと、先住のはっちゃんを連れて
家を出ました。
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その後都内でルームシェアで暮らしていたのですが。
母ちゃんの絶対NG、『政治 宗教 ネズミ講』に抵触していたため。
またむぅとちゃあと暮らすために、ペット可の物件探してお引っ越し。(はっちゃんは腎不全で亡くなってしまいました)
…初の埼玉(笑)
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そしてなぜか子供ができて。
猫たちもビックリ。
「ママ、この変な生きもの にゃーに?」
「たすけてーベタベタな手でシッポつかまれたにゃ~」な日々。
子供には何も攻撃はしなかったけど。
子供のパパにはめちゃくちゃ警戒、攻撃的で。
シャーシャー言っては隠れてたね。
…うん、正解だよ。
悪い人だと見抜いたんだね。
そして教えてくれたんだね。
どんなときでもそばにいてくれたね。
私をあたためてくれたね。
…ありがとう。
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おぉ兄が好きな本を読む、宿題の音読。
こども向けの 絵本で出会う『星の王子さま』
…なんだか沁みました。
☆キツネは 遊べないという なぜかって?
まだ"なつく"のを していないからだって☆
"なつくって、なに?"と王子さまは きいた
"みんなわすれているけれど だいじなことさ"とキツネは こたえた
なつくとは つながりあうこと なかよくなること
おたがいに なついたら
きみは ぼくの 世界でいちばん だいじな友だち
ぼくも きみの 世界でいちばん だいじな友だち
ねぇ ぼくを なつかせて!
~なついたものにしか わからない気持ちってあるね~
☆キツネは 星の王子さまに なつくやりかたを おしえ おたがいに なかよくなった☆
なつく というのは たとえばね
まいにち すこしずつ おたがいの そばに ちかづいたり
出会う時間をきめて その時間を たのしみに待ったり
そんなふうに することさ
王子さまは すばらしい友だちに あえて しあわせだったけど
なぜか 心のなかに とても気になることがある
留守にしている自分の星 とりわけ あのバラ
のこと
王子さまは 自分の星に かえろうと きめた
~たったひとつ だいすきな花のさく星があれば 夜空はうつくしい~
☆そして 星の王子さまは キツネにさよならをした☆
王子さまは なかよしのキツネと わかれるのは かなしかった
でもキツネは 王子さまに こういってくれた
"きみの髪のいろ 金いろだろう?
麦畑の穂も まるで きみの髪みたいな 金いろだろう?
だから ぼく 麦畑にふく 風の音をきいただけで
きっと だいすきな きみを 思いだすよ"
王子さまも しっかり わかったよ
だいすきなキツネの思い出が
いつまでも いつまでも 心のなかに のこりつづけると
~キツネ きみは いまでは世界一の 友だちだよ~
抽象的な表現でわかりづらいですね。
でも伝わる方には伝わるかな…
心をいためてる、猫ともさん。
それぞれに、それぞれの形で伝わりますように…
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