愛知県はすべての学校ではないがファイヤートーチと言われるものを子供の合宿にやったりするのが伝統?な土地です。
岐阜出身の私も初めて知って見た時びっくりした覚えがあります。

先月末、名古屋市の中学生がトーチで火傷をしてその先生の言葉が問題になりニュースとなり、ツイッター等で他県の方からそもそもファイヤートーチが危険だと非難轟々でした。
そうですね、火をつけた棒を振り回すとか危険きわまりないですね。
あの事故は同じ県民からみても安全管理は全くされていなかったと思います。
まずあの練習量(動画見ました、明らかにうまくできてない生徒さんでした。)で火をつけた学校側…ありえません。本当は水の入ったバケツを近くに用意しておかないといけないのにしていない。生徒の服も濡らしてない。オマケに綿100パーセントの服でないといけないのに60パーセントのものを着用していた(プリント入っている辺りを大火傷していたので化繊やけどかと)もう、ファイヤートーチの是非以前に安全管理が出来てなさすぎる。
名古屋市は市内の学校の今年度のトーチを見合わせたそうです。
ちなみに私の住んでいる場所は名古屋市郊外ですが、小学校の野外合宿でトーチがあります。約3ヶ月ほど「希望者のみ」の参加、テストに合格した人だけできます。
そしてそして私の子供のいる学童では1年の頃からフラッグで技を磨き、高学年になり、かなり厳しいテストを経て、はじめて火をつけたトーチのリハーサル、そして本番となります。
市の安全要項以上に人員を増やし、服装チェックも厳しく、やる前から服は水で濡らしています。
それでも絶対に安全とは言えないので練習から当日まで厳しくやっています。
そういうのがあってのトーチなんです。
他県の方は理解できないでしょうが、私からすると毎年テレビでみる、どこかの県で海での数キロの小学生の遠泳は危険と思い、完全には理解できないと同じ。
だからといった反対してSNSで攻撃してやめさせようなんて思わない。
その土地にはその土地の何かがあるのかもしれない。
それでお祭りでのトーチの発表の後で件の司会者の言葉
ファイヤートーチについては先日の事故を踏まえ色々な意見がありました。ただ、危険だからという意見だけで全てを排除してしまうのが本当に良い事なのか、この子たちは厳しい練習と多くの協力者のいる中でがんばってきました。そこをちゃんと評価してほしいと。
世間で色々言われていただけに救われた気がしました。
今回トーチの悪いとこが表沙汰になったが、本来はそればかりではないこともあることを知ってほしい。
ファイヤートーチはファイヤーダンスとは違います。トーチ持って動き回ったりはしませんよ。まあ、それでも危険なんですが。少しだけ他県の方に理解していただきたくてかきこみました。
とは言ったものの、多分この先無くなっていくんだろうな。
最近のコメント