昨夜はのらことはんはなと一緒に寝ました。
のらこもはんはなも、私の枕元で寝てくれました。
意外なことに夜はぐっすり寝ていました。
外にいる猫は夜の間ずっと活動しているのかと思っていたのですが、やはり猫は夜行性ではなく薄明薄暮性なのですね。
そんなのらこ親子は日の出前の朝4時に起床、早速元気に遊び始めました。
朝、のらことたくさんお話ししました。
キャリーに入れる時は目が熱ーくなってしまって。
今からこんなでは向こうでお別れするときにはどうなってしまうのか。
泣くの覚悟でタオルをかばんに入れました。
新しいご家族のおうちまでは1時間半ほどの距離です。
のらことはんはなを別々のキャリーに入れて出発しました。
だけど、のらこもはんはなも激しく鳴き続けます。
のらこが病院に行った時もキャリーの中で鳴き続けていたけれど、このまま1時間半は可哀想過ぎます。
もしかしたら互いに声は聞こえるのに姿が見えないから不安なのかと思い、ちょっと狭いですがのらこのキャリーにはんはなを入れてみました。
するとはんはなは安心したようで鳴き止み、うとうと居眠りまでしていました。
だけどその横でやっぱり鳴き続けるのらこ。
さっきより鳴き声はだいぶ小さくなったので、のらこにとってもはんはなと一緒にしたのはよかったようですが、のらこはキャリーが苦手なようです。
そしてやっとのらこ親子の新しいおうちに到着。
新しいご家族がいかにのらこたちを待ちわびてくれていたのかが、そのおうちからひしひしと伝わってきました。
ご家族にお会いし、おうちを拝見し、そしてさっそくお洒落な爪研ぎの上でくつろぐのらこを見て、いつのまにか別れの寂しさはどこかへ消え去っていました。
このおうちの子になれてよかったという安心と、のらこ親子がこれからはこのご家族とともに穏やかな暮らしができるという嬉しさでいっぱいでした。
そういえば、はんはなの兄弟たちが新しいおうちに旅立った時もそうでした。
この方なら、このおうちならという安心感でいっぱいで寂しさをあまり感じなかったのは、あえて情が移らないように接してきたからだけではなかったのでしょう。
空のキャリーを乗せた帰り道はちょっと清々しい気持ちでした。
のらこと出会って10ヶ月。
あまりにガリガリで、カリカリをボトルからお皿に入れるのすらも待ちきれずにボトルに顔を突っ込んで食べていた初対面ののらこ。
それからしばらく姿を見せなくなって、どこかで力尽きてしまったのかと思っていたところにふっくらしたお腹で再び現れたのらこ。
再会から今日までの6ヶ月間は、たくさんの学びと発見と感動と笑いがありました。
やっと任務完了です。
のらこ改めシータン、はんはなくん(はそのまま^_^)、おんちゃん、葵ちゃん、フィーちゃん、みんな、元気に、幸せにね。
はんはなくん、シータン母ちゃんを頼んだよ。
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私の大好きなシータン。
この黄色い瞳の美しさ。
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美少年を自覚しているようなカメラ目線のはんはなくん。
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今までのらこ親子を見守ってくださったみなさま、どうもありがとうございました💕
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