
↑鉄砲玉(若い頃)
我が家周辺に私が『鉄砲玉』と呼んでいる外猫がいる。
出会いは、彼がまだ子猫だった5年前。
我が家の庭先を、おっかなびっくりウロウロしていたのを、
何度か見かけることがあった。
白サバの美少年。
そんな彼が、いまや近隣のボス猫として君臨している。
我が家の庭先にも相変わらず姿を現し、
毎回毎回、ガラス戸越しに、我が家の猫族を脅かしていく。
この季節は、特に気が立っているのだろう。
先月には、たまたま脱走した直後のマルリがお尻を噛まれた。
そして先日の深夜…
我が家の猫族の誰か(たぶんノンノ)が、網戸をあけ、
そこからナミが2Fのベランダに出ていた。
それを見つけた鉄砲玉が、
どこからかベランダに登ってきたものらしい。
猫の争う声が近くで聞こえたので、気になって起きた私がベランダに近づくと、
開いた網戸から駆け込んできた2にんの白い影。
ナミを追いかけ、鉄砲玉が我が家に闖入したのだ。
私も吃驚したが、もっと驚いたのは鉄砲玉だろう。
私の姿を見かけるや、元来た道へ猛ダッシュで逃げていった。

あくまで推測だけれど、
おっとり者のナミは、意外と(我が家以外の)他の猫族に対しては気が強い。
ベランダにいたナミが、下の道を歩いていた鉄砲玉を挑発し、
それに怒った彼が登ってきたものと思われる。
幸いにも、ナミは逃げただけで外傷はなく、
本ニャンも、おっとりした性格のせいか、何事もなかったかのように過ごしている。
(メンタルが強いわけではなく、ただ単に「忘れた」だけっぽい…)
いづれにせよ、
ベランダまで外猫が登ってこれる…
ということを想定していなかったので、
これはこれで別の対策が必要だなぁと、悩ましいモンダイだ。
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