失踪場所にほど近い公園、そこから50メートル位離れた車道に、轢かれてしまった猫を見付けた。
1見して、もう亡くなっているのは明らかなその子は、公園でちゅーるを捧げて、「うちのミミを見たら教えてね。お願いだよ。」と頼んだ黒猫だった。
もしかしたらミミも、何処かで同じ様に。
そう思うと、そのままに出来なくなり、歩道に動かした。
役所に電話するも、日曜で繋がらない。
ペット火葬は、予約が詰まっており、2日後になるという…。
あまり良い方法でないのは分かっていたけど、せめて埋葬しようと思い、公園へ。
田舎だからか、草むらだらけで、半分は藪だ。
目立たない場所に埋葬して、木材を立てただけの、自分だけが知るお墓にした。
これは7月14日、夜ミミを保護した日の、昼過ぎの事。
黒猫さんが、ミミを捕獲器に導いてくれたのかも知れない。
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名も知れぬ黒猫さん、本当にありがとう。
今も、過ごしていた公園の片隅で、彼は眠っている。
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