今日は概ね晴れの福井県❗️
ホルモンバランス総崩れで、中々眠さが抜けず、冬眠しそうになってました❗️
まだ10月ながら、既に炬燵のスイッチはONになってます…😓
さて、我が家の長男ちょび太。
初めて見た時は、小さくてふわふわで、臆病でお母ちゃん(猫の方ね)子でした❗️
ちょび太を連れて来る前、お母にゃんが妊婦さんになったのは三回ほど。
そのうちの一回だけ、子供達が生後1ヶ月の頃かな?
お母にゃんに「子供見せてよ~」と言ったら、お天気のいい昼間に連れて来て、庭で遊ばせてましたがその時だけで…。
その時の子や、その時以外で産まれた子達はどうなったのか分からず。
妊婦期~子育て期は我が家に通い、その後は姿を消すという事を繰り返していたお母にゃん。
ちょび太の時も一緒だろうと思っていたら、一緒に連れてご飯を食べに来るようになったので、ビックリしました。
当時我が家にはペットはおらず、お母にゃんがご飯を食べに来ると台所の掃き出し窓を開けてやり、家の中でご飯を食べ、時にはそのまま一眠りして帰って行く彼女。
ちょび太を連れて来た後も同じで、お母さんが寝てるからちょび太も寝る事がありましたが、彼の寝る場所はいつも窓の前。
出入りしてた窓は、彼女達が帰るまで、通れる幅だけ開けてあったので、ちょび太はすぐに逃げれるように(笑)そこが定位置でした。

以前一度だけ連れて来た子達は5匹ほど。
ちょび太の時も多分、他にも兄弟はいただろうに、連れて来たのはちょび太だけ。
深く考えると辛くなるから、考えるのはやめました。
やがて時々だけれど、別々に来る事もあるようになったふたり。
ちょび太も遊びたい、何にでも興味を持つ年頃になったからかな?と思ったのだけど、夜ご飯の時間に同じタイミングで来た時に、お母にゃんがちょび太に威嚇、ご飯はふたり分用意したのに、ちょび太が近付くとパンチ。
子離れか…でもまだ早いような?と、少し後ろでショボンヌなちょび太の為に、ご飯を離れた所に置いてやる。
それからは別々に来るようになり、でももしかしたら、ちょび太は来なくなるかもな…と寂しく感じていました。
それまでは父が猫NGで、外でご飯をやるのはいいけど、家の中に入れるのはご法度。
玄関先でも入れたのが知れたら、鬼神の如く怒る父がいたので、猫を飼うなんて考えた事もなく。
通り道である我が家にやってくる、飼い猫や野良猫を見てるだけでした。
父が突然事故で命を奪われ、兄が家を継ぐ予定だったので、やはり猫は飼えず、たまにやってくるお母にゃんに外でご飯を貢ぐ日々。
兄と話し合いをして、両親の思い出が残るこの家を、譲ってもらう事に決まった後にやって来たちょび太。
飼える状況は整った。
けれど、この時の私は自分から飼おうとはしていません。
お母にゃんがなついたら家の子に…とは思ってましたが、お母にゃんにしろちょび太にしろ、我が家の子になるかどうかは、『私が』決めるのではなく、『猫が』決めるだろうと思っていたから。
猫って、そんな感じなんだろうなって思っていたんですよね。
昔ながら…と言うか、犬は小型犬じゃなければ外に小屋を置いて、鎖で繋いで飼うもの。
猫は外も中も出入り自由で飼うもの。
犬も猫も、ペットショップで血統種を買うか、野良猫を拾うか、保健所でもらうか。
保護猫なんて言葉は聞いた事もなく、ボランティアさんがいる事も全く知らず、でしたし。
話は戻り、ひとりでも来るようになったちょび太の為に、家にいる時は窓は開けっ放し。
まだ仕事してた時なので、その間は閉めてあったけれど、お母にゃんは私が家にいる時間帯は覚えているし、ちょび太もやがて覚えたようで…。
最初は知らぬ間にスッと入って来てご飯をたべ、食べ終わったらすぐに帰っていたちょび太でしたが、夜ご飯の後は少しずつゆっくりしていくようになりました。
相変わらず出入り口の前を陣取る彼(笑)
そんな時は、私は気持ち離れた所に座り、漫画を読んだりテレビを見たり。
そのうち、ソッと手だけ伸ばして、ブラシで尻尾から優しくブラッシング。
尻尾で逃げなくなったら後ろ脚の辺り、そこがオッケーになったらお腹、大丈夫なら首元へと徐々に。
数日もしたら、ブラシを持っていれば逃げなくなり、ブラッシングの時にはうっとりと、更にゴロゴロと喉を鳴らすようになって、可愛いさマシマシ❗️

夜遅くにやって来た時は、朝方まで家の中に居たりと、滞在時間が長くなった頃には、床に座っている私が膝を叩くと、遠慮がちに膝に乗って来てグルグル言い出し、最終的には赤ちゃん抱っこ状態で寝るようにまでなりました。
それはそれで嬉しかったのですが、真夜中から朝方4時頃まで。
季節は夏に差し掛かり、体温の高い子猫を抱いていれば私は暑く(笑)
平日で仕事もあるのに、朝方まで床に座ってウトウト…寝不足で仕事なのに、娘からは「ママだけ抱っこしてズルい💢」と(泣)。
まだまだ甘えたい盛りの月齢で、ほんとのお母さんには拒否されるようになったのなら、代わりに私が甘えさせてあげないといけないじゃない⁉️
と、娘には発動しなかった(え?)母性本能が、溢れんばかりになっちゃったんだもの。
お陰で未だに乳離れ出来ない、猫息子が出来上がってますよ…(困)
月日が経つにつれ、朝方には帰って行ったちょび太は、夜の間我が家で過ごすようになり、やがて、朝ご飯を食べて一服した午前7時頃に、お外~と鳴きお出かけ。
夕方4時頃に帰って来てご飯を食べ、気が向くと夜7時頃から2時間程出掛けて、帰って来たらオモチャで遊んだり、部屋で一緒に寝たり…という『我が家に帰って来る。お外は遊びに行く所』な生活になりました。
この頃になってやっと、私も「ちょび太は我が家を自分の家と認めたから、うちの子だね」と思えるようになり、迷子札に名前と電話番号を書いた、首輪を着けるようになりました。
嫌がりはしなかったけど、出かける度に何処かで無くしてくる日々でしたので、予備を買っておく癖がつきました(笑)。
この頃には、お母にゃんが何故ちょび太を追い払うようになったか、その体型の変化で納得する事に。
甘えん坊のちょび太の、受難の日々の始まり(苦笑)でした。

↑娘と私の部屋で一眠り。
つづく。
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