10/28㊊ フード考察:生肉をあげること。
拡張型心筋症の猫にとっての良いフードは何か?
それだけでなく、猫にとって良いフードとは何か?
空の疾患を契機に、
タウリン、タウリンと、
子猫用総合食の内容をいつも確認しつつ、これで本当にいいのか?
心臓疾患によいフードはないのか?と、
いつも考え模索している。
JASMINE通院前日に処方された4種類の薬で、脈拍もおちつき、
お腹のふくらみもなくなり、高い場所へとのぼりはじめている、空。
腹水が抜け、3.8㌔から3.5㌔へ。
空をみていただいている、みていただいた獣医師3名に食事のことをたずねてみる、と、
なんでもいいんですよ、
肝臓が悪いわけではないので、
1年まで成長期の猫には、子猫用総合食を、あげてください。
子猫用総合食にはタウリンが含まれているので、?????
後天的にこの疾患になることは考えられない、
だから先天性拡張型心筋症だと思います、とのこと。
そうなのかもしれないし、そうなのだろうが、なぜかしっくりとこない。
本当にそうなのだろうか。
そんなとき、空の通院待合でお話しした、ゴールデンレトリバーの飼い主さん。
股関節の骨が悪く、フラフラと後ろ足で立つことができなくなったのが、5か月。
そこからブリーダー、訓練士、等々に情報収集を続け、
生肉をあげて、毎日きちんと散歩させ、筋肉をつけることで、
現在の元気な状態で毎日きちんと生活することができるようになった、ということをうかがう。
なるほど、生肉。
そして、心臓も筋肉。
そういえば、知人が駐車場でさまよっていた瀕死状態の子猫を保護、
その後も発育環境の悪さから虚弱体質で常に体調を崩していたが、
担当獣医師から、生肉をあげてください、と言われ、
これを実践したところ、とても元気になったという話をきいたことも、思い出す。
そうか、生肉。
ためしてみるか、生肉。
そんなことで、空の心臓について自分なりに考えてみる。
JASMINEどうぶつ循環器センター担当医師より。
空の手足の大きさと長さから、疾患がなければおそらくかなり大型の猫になるはず、
そのためにはおそらく2年くらいの成長期間が必要になること、
そしてそれにあわせてか、疾患にもなるのがだ、
心臓の大きさを普通の猫たちと比較すると、もちろんかなり大きい。
背骨の数で心臓の大きさを比較 普通の猫たち 7 空 11.5
そのため、普通の猫たちよりも、より多くのタウリンが必要になるのではないか。
加熱により失われてしまうタウリン、それを補給するためには、何がよいのか?
そんなことを考えているとき、リアルキャットさんのHPで生肉を食べている猫たちが、
以前より病気をしなくなったということを、知る。
それならば、どうなるかわからないけれど、生肉をあげてみよう、と、サンプルを請求。
空の疾患が気になられると、リアルキャット代表阿南さんからお電話をいただき、
丁寧迅速に対応していただく。
そして、今日10/28 0amからあげはじめている。
10/28㊊ 0am
リアルキャットさんの生肉10g
いつもの茹で鶏ささみ10g
いつものピュリナウエットフード子猫用ツナ30g
空 疾患の薬4種類をつぶして混ぜる、
臭いをかいで立ち去ろうとするが、少しずつ口元へ持っていくと次第に食べ始め、完食。
海 臭いをかいで、いつもの勢い、飲むように食べる、完食。
鳴きながらご飯待ちの、海。現在4㌔。
10/28㊊ 7am
生肉を混ぜた上記フード、後、試しに生肉だけをあげてみる。
空 疾患の薬1種類をつぶして混ぜる、
とてもよい食べっぷり。きちんと噛んでたべるタイプの空にはあっているよう。
海 とまどいつつも、食べている。
呑み込むように食べる海には、
きちんとした咀嚼が必要なので、少々辛いよう、少し残す。
そんなことで、まだ2回だけだが、
空にはいいのか、海はどうなのかと、
ウンチの状況を確認しつつ、
このまま、生肉を続けてみようと、おもっています。
変オモシロ猫顔、の、海。。。素通りする、空。
10/28あたりからまた前のように、二匹で遊びはじめています。
リアルキャットHPより
猫のご飯
http://www7b.biglobe.ne.jp/~realcat/home-F.html
今、弊社には150匹の親猫がおり、その150匹の親猫たちが全く病気をしないのは、生肉を
与えているからです。これは断言出来ます。
なぜなら、それまではドライフードを与えており、毎年1~2割の親猫が、
男の子は結石、女の子は膀胱炎になっていました。
また免疫力も常に高い状態になかったのでしょう、
被毛はバサバサ、うんちは馬鹿デカくて臭い、寝てばかりいるといった状態でした。
ところが、今は被毛はピカピカ、つめが伸びるもの早く、うんちも小さくカチカチで、
目は生き生きとして元気そのもの、子猫の出生率は上がりますし、
逆に子猫の死亡率は下がり、本当に良いことばかりなのです^^
でも、ある時気付いたのですが、実はこれが当たり前なんです。
そう、そうなんです。「生のお肉を食べているのが、猫にとって当たり前」なんです^^
皆様は、猫のご飯=キャットフードと刷り込まれていることに、早く気付いた方が良いです^^
偉そうに言っていますが、僕も7年前までは「高品質のドライフードを与えて下さい」と言って
いました・・・本当にごめんなさい。知識不足でした。
当時からも少しは思っていたんです。高品質なドライフードを食べている割には、病気になる
子はなるんだよなーって。
でも、あるきっかけがあって、猫達に生のお肉を与え始めたら、↑のような状態です。
そして、3年間弊社の親猫で試して、満を持して皆様に生食をお薦めして、今では飼い主様
に毎日感謝されています。
さぁ、ここからが本題です^^
生肉と一口に言っても、いろんな種類、いろんな部位がありますから、そこの所は ちょっと考え
ねばなりませんね^^
ウサギやハトを丸ごと一羽という与え方は出来ないでしょう。
ですので、具体的には、安価で安定して私達が手に入れることの出来る「鶏肉」が一番で、
部位は、ササミ、ムネ、ハツ(心臓)砂肝などです。
でも、毎食しっかりと生の鶏肉をあげるのは、手間も時間も掛かって大変ですよね。
なので、弊社の飼い主様は、うちの猫達に与えているものと全く同じ生肉ミンチを購入されて
います^^
皆様にお譲りするようになったきっかけは、こんなお声を頂いたからです。
「毎日生のササミや胸肉を買ってきて、包丁で切って与えるのが面倒」
「猫達には、本当に体にとって良いものだけを与えたい」
「安心安全が第一」
「生のお肉をメインのご飯として猫に与えたい」
と、いうことで、本格的に生の鶏肉をミンチにして、皆様のお家にお届けを始めたのです^^
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