
『お、おい、何がいるんだよ?(震え声』
ボルトの時もそうだったけど、猫ってこういう行動をたまに行う。一説には人間に見えない波長を感知できる猫の目は、我々ヒトには見えないモノを見ているとか。
我々ヒトには見えないモノって何だよ?
余談だが、娘(ヒト科)がものごころつく前にも同じような行動をされて、やはり震え声になったことがある。いや、ものごころついて言葉を喋るようになってからもあった。
天井のあらぬ一点を見つめ娘がこう言った。
『お父さん、いるよ』
勘弁してくれよ、何がいるんだよ(怒
還暦を来年に控え、今までこれぞスーパーナチュラルとか、完全に心霊現象に出会った!という経験は入院中に経験した出来事一度きり。それについてはそのうち書こうと思うが、基本、霊魂だの幽霊だの輪廻だのは全く信じていない。
宇宙の塵を集めて出来たこの肉体など、死ねば塵に戻るだけであってそれ以上でも以下でも無いと思っている。死んでその後の世界があって欲しいと願う気持ちは分かるけれど、私には意味がない。
ただ…
あれだけはどうしても説明できない経験はしている。いわゆる幽霊だとしか解釈できないのだ。私は困惑する。ひょっとしたらと。
だから震え声になってしまう。
その話はまた後日。
(夏にやれよ
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