あの頃は、こんな風にお転婆なお嬢様になるとは想像もしていませんでした。
とても小さかったなぁ… 触れると骨がゴツゴツと指にあたって痩せていたね。そして、君はとても不安気な目で母を見ていたよね。
カンナはお母さんや兄弟姉妹とはぐれてしまったのか、一匹だけ取り残されて、母が勤めている職場で保護されました。人が近くに来ても逃げれないほどに弱ってうずくまっていたよね。

母はあの時、何のためらいもなく君をダンボールに入れ病院へ走りました。仕事もそっちのけで。低体温症になっていたからドライヤーで身体を温めてもらったよね。ご飯も少し食べさせてもらって、脱水症状があったから注射もされて。何もかもが初めてで怖くてびっくりしてお漏らししちゃったよね。
そう 下痢でお尻も汚れていたなぁ。至る所が汚れていたから、お掃除も大変でした。母は今まで以上に早起きして頑張りましたよ。あ、それから それから 君はノミも身体中に飼っていたのよ。正直、最初はカンナを抱っこするの、母は少しためらってしまうくらいでした。だって母はコスモスの母でもあるから、コスモスにうつしてしまったら大変です。
でもそんなカンナが、少しずつ回復していく様子を見て母は本当に嬉しかったです。😊

親バカかもしれないけれど、君はキュートで可愛すぎるくらい可愛い💕。絶対に美人さんになりますよ💕
こうして今、こんな風にお話できるのも、カンナがこの母に助けを求めて呼んでくれたから。母はカンナに「ありがとう」を言いたいです。母を選んでくれてありがとう❗ 生きててくれてありがとう‼️

死んでしまった命は冷たくて硬い…。決して動くことはないけれど、生きているって温かくて柔らかいです。

母は心からカンナの命を救えて嬉しく思います😃
これからもずっとずっと、母の元を巣立っても、元気にすくすくと育ってほしいと願っています。カンナ、幸せになってね🐾
母はいつも側で見守っていますからね。
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