はぁ...
寒いし
気分がのらないな...
コイン坊っちゃまの
召使いでございます
っていうか...
暑けりゃ暑いで
気分がのらないのだから
結局、年がら年中
気分がすさんでるんだけどね...
いや、むしろこの状態が
ふつうの私...といったところだ...
相変わらず、様々な
ボロ家の売却依頼を受けるわけだが
とにかくロクな値がつかない...
そんな激安物件に飛びつくのが
「プチ投資家」だ...
本当の金持ちな投資家とは違う...
決して年収が高いわけでもない
ごく普通のサラリーマンが
プチ投資用にボロ家を購入し
賃貸で副収入を得るというもの...
いくら安いとはいえ
ボロ家なので
結局はリフォームしなければ
借りてくれる人はいない...
リフォームするには
かなりの費用がかかることを
理解しているんだかしていないんだか...
飛びつくだけ飛びついて
こちらがバタバタ手間をかけて
案内した挙げ句に
悩みぬいて、買わない...
ふん...
中途半端なヤツらめ...
何が「投資」だ...
もっと稼いでから
おととい来やがれ...
...と案内するほうは
そんなヤツらよりも
さらに下の底辺にいるんだけどさ...
(-_-;フッ...
そんな中、投資ではなく
「私達が住みたいので買いたい」
という中高年のご夫婦が現れた...
老後、ゆっくりDIYなどをしながら
という理由で...
安くて手のかけがいのある
良い物件だから
他の人に取られないよう
内見しないで申込みをする、と...
なんとも潔く男気のあるご主人...
中途半端に投資などと
甘っちょろいことを
言っている若僧らとは違う...
プチ投資家は結局
「自分らが住む家ではない」ので
このボロ物件に対して
「いかに金をかけないで貸せるか」...
...としか考えないが
この中高年夫婦は
「終の棲家」として
自分たちで大切に手をかけながら
ボロ家を蘇らせてくれることだろう...
こっちとしても
そういう人に買ってもらいたいので
それこそ「忖度」する...
こういうのって
「猫の譲渡」にも
大いに言えることだろうと思う...
猫が欲しいという側は
「なぜ欲しいのか」...
「どんな暮らしを望むのか」...
「どんな環境を用意するのか」...
「もし、なつかなかったら」...
「留守番が多いなら」...
「病気になったら」...
「万が一の時」...
「猫にどれほどの費用をかけれるのか」...
もっといえば
「自分の人生をも犠牲にできるのか」...
...など
猫を飼う上で
「夢と希望」だけでなく
「将来的な変化や最悪なパターン」を
すべてふまえた上で
「欲しいというプレゼン」を
していかなければ
猫を譲ってなどもらえないだろう...
「あー...この人には譲りたくないわ」
...と思われたらそこで終了...
自分のプレゼンが甘かった
と思うしかないだろう...
もちろん
年齢、性別、家族構成、生活環境など...
どうしようもない
リスクや偏見は存在する...
それを乗り越えるには
相手に「この人なら」....
と思ってもらえるようなプレゼンを
強化するか...
「自分の身の丈にあった所」
「可能性がある所」を
自ら絞っていくしかないのだと思う...
いつだったか
政治家の「身の丈」発言が
叩かれていたが...
私は「身の丈」という言葉は
嫌いじゃない...
不動産を買おうとしている
顧客についても...
猫を欲しがる人間についても...
現実問題、それぞれ
「身の丈」はついて回ることだからね...
悪だくみっぽい
坊っちゃまの図...
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ぶら下がりオモチャを狙う
坊っちゃまの図...
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両手ぶらりん
ミニボンボリン...
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