あれから色々と紆余曲折ありながらもなんとかとあは頑張ってくれており、バタバタ走り回ったり、ご飯をがっついてトイレもして、元気な日々を過ごしていたのですが…。簡単にあれから何があったか経緯を。
13週目まで抗がん剤はうまく順調に進んでおり、特に副作用もなく穏やかに日々を過ごしていた。
10/16 リンパ腫再燃
ひとまずL-アスパラギナーゼとビンクリスチン投与。医者の判断で放射線治療開始(放射線治療により抗がん剤では得られない作用が期待できることと、リンパ腫の性質を変えて再び抗癌剤が効くようになることがあるので)
10/22 放射線治療一回目
10/29 放射線治療二回目
11/5 放射線治療三回目 腫瘍が4.8cmから1.7cmへ
11/8 呼吸がまた早くなり深夜入院
白血球低下し
11/9 胸水がまた溜まり始めたので二度目の胸腔チューブ設置
11/11 uw25プロトコール再スタート(この日もLアスとビンクリ打ちました)
しかしおそらくLアスの副作用で夕方から泡を吐き始め、食欲低下。L-アスパラギナーゼは他の抗がん剤と違い何度も打てるものですが、二回目以降から副作用が見られる報告が多いようです。実際うちも1、2回目は一切ありませんでした。
11/12 食欲不振だがひとまず退院
11/14 食欲回復
11/18 抗がん剤2週目(シクロフォスファミド)
腫瘍が6mmまで小さくなる!
11/21 夕方から大人しく食欲低下(この日からなんとかお気に入りのフードを探したり海外のフードを取り寄せてあげていましたが、そんなに食べません)
11/22 胸水35ml ステロイド再開
11/23 食欲不振
11/24 この日から歩くのが辛そう。よろつく。
11/25 骨髄転移 ステージⅤ
Lアスを打ってもらいひとまず帰宅
自力で排便困難(おそらく体力低下で力めないので、手伝ってあげました)
![](/img/diary_image/user_73744/detail/diary_210024_1.jpg?h=118ea1e60449154edfda0bb77bd70279)
と、こんな感じです。写真は昨日帰るときの。まだまだ、元気に見えるでしょ?
一進一退を繰り返していましたが、昨日骨髄転移を告げられ病院でずっと泣いていました。ひとまず、これからですが、レスキュープロトコール(uw25プロトコールが効かなくなったので第二選択薬を使って行う抗がん剤治療)へ移行するか、緩和ケアかで迷っています。
レスキューが効かなければおそらく余命1〜2週間。効いてくれれば1〜2ヶ月。もしスタートするなら金曜から開始です。
迷いに迷ってどうするかずーっと考えていますが、私の中では、決断できないだけで緩和ケアの意思の方が強いです。治療を無理に長引かせて、もしまた副作用が出たら…と思うと怖いです。治療を続ける1〜2ヶ月を過ごすか(効かない場合もあります)、家で緩和しながらゆっくり過ごす日々を選ぶか。もう、数を数えるのはやめようと思います。とあのQOL第一に考えています。
強制給餌や自宅での皮下点滴も、どちらもとあが嫌がるなら続けません。脱水は避けたいので、点滴通いのみになると思います。
![](/img/diary_image/user_73744/detail/diary_210024_2.jpg?h=118ea1e60449154edfda0bb77bd70279)
僕、まだ頑張れるよ、と言ってくれてらように見えるくらい、瞳はまだ生気で溢れています。とあは強いのに、弱い飼い主。ずっと泣いていますが、この子のためにも目の前で悲しむ姿はあまり見せないよう極力努めてます。
今日はひとまず二次医療ではなくかかりつけへ行き、便を取ってもらうこと、緩和ケア検討中、食欲増進剤をもらう、栄養価の高いフード紹介、念のため強制給仕のシリンジをもらう、などなど、相談してきます。
![](/img/diary_image/user_73744/detail/diary_210024_3.jpg?h=118ea1e60449154edfda0bb77bd70279)
優しいお兄ちゃんは、昨日病院帰りに毛繕いでとあの愚痴を聞いてあげていました。
延命治療か、緩和ケアか。愛猫と暮らしている方は、おそらく誰しもが通る道でしょう。QOL重視を…と、頭では分かっていても、懸命に生きようとする姿を見ると、自然の摂理を全て受け入れ、治療を断念することを素直に決断できない自分がいます。
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