12歳の時は1/12だけど、60歳になれば1/60だからだそうですね。
そりゃ1年が段違いに早く感じるわけです・・・・
2019年。
1月中旬、友達の家族(人間ではありません)に不幸がありました。
私もよく知っている子で、ここ数年、病気と闘いながらも懸命に生きていたので
我が事のように悲しく、友達にかける言葉が見つかりませんでした。
あの時は、これ以上悲しい気持ちになる出来事が起こるとは、夢にも思わなかったのですが・・・
4月下旬、連休を利用して幸の健康診断。
血液検査の結果は1週間ぐらいかかると言われたのに、たった2日で留守番電話に伝言がありました。
前回の時は、高齢猫とは思えない全て標準値内の数値で病院の先生に褒めていただいたのに・・・
「肝臓の数値が落ちています。すぐにドライフードを変えてください」と言われ、
ロイヤルカナン【肝臓サポート】に切り替え。

7月頃、ドライフードが食べられなくなり、ウェットフードに切り替え。
肝臓機能の補助は、サプリメントで対応。
(どのウェットフードが幸が好きなのか分からず、
店頭にあるシニア向けウェットフードを全種類買いました・笑)

この写真に写っているお皿、幸が離乳食を食べたときに使っていたものです。
あの頃はお皿に頭がすっぽり入りそうだったのに、幸は、ずいぶん大きくなったんだね。
8月、仕事から帰宅すると幸が倒れていました。
絨毯には上と下からの排泄物で汚れ、ぐったりしていて、
私は血の気が引いたまま、とっさに倒れた幸を抱きしめました。
幸いにして、翌日には食欲も戻り、8月28日約1ヶ月ぶりにドライフードも食べてくれました。
その2日後、8月30日ものすごく久しぶりに玄関までお出迎えに出て来てくれて、
私は玄関で半泣きになって喜びました。『どうかこの調子で良くなってください』そう思って・・・
家の子になってから毎晩一緒に寝ていて、
仔猫の時(顔の横)→青年期(足元)→シニア(腕枕)、と成長とともに寝る位置は変化してましたけど、
ここ数年は毎晩、腕枕で寝ていて、たしか梅雨ごろだったか更に甘えん坊に拍車がかかって
寝る前の儀式に幸は、顔を私の顔にぎゅーっと押し付けて「大好き~」ってしてくれるようになりました。
今思うと、幸には旅立ちの時が分かっていたのかもしれません。

幸が15歳を過ぎた頃から、毎日必ず出勤時には絶対「○時に帰ります。幸、大好き」と言って出かけていました。もしかしたらこの言葉が今生のお別れかもしれないと思って。
私の中で犬、猫の15歳の壁は厚く、今まで越えたことがなかったので、日々覚悟をするつもりだったからです。

その日が来ると、私の覚悟なんて、薄っぺらなものだと突き付けられましたけどね・・・・
覚悟なんて全くできていなかった。出来るわけなかった。
今でも幸が大好きすぎて、仏壇に置いた写真の幸と目が合うだけで
『可愛い~』と条件反射で心の中でつぶやいています。
幸、本当に今までありがとうね。幸ほど優しくて、知的で、可愛いこはいないよ。
にゃんこの神様、幸をうちの子にしてくれて本当にありがとうございました。
そして、福という素晴らしい宝物を私に預けてくれてありがとうございます。
来年は、福と一緒にもっともっと絆を深めていきます。
虹の橋の向こうで幸が嫉妬しちゃうぐらいに、仲良くなります!
だから、幸、時々は夢の中に会いに来てね。
(昨日、この日記の下書きを保存して就寝したら、夢の中で幸に会えました!!幸、最高!本当にいい子!!!)
遠い未来、福を見送ったら速攻で二人のもとに行くから。
それまでしばしのお別れだよ。幸、大好き♪

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
ネコジのおかげで、何とか年末を迎えることができました。
暗い日記にわざわざコメントをいただいたり、ぺったんしていただいたり、
見知らぬ方々に励ましていただき、大変感謝しています。
来年は、福との楽しい日記をたくさん書きたいと思います。
(そして時々、幸の話もさせてください)
どうぞよろしくお願い致します。
1頭でも多くのにゃんこ達に、心安らかな場所が出来ることを願っています。
最近のコメント