昨年の夏、子猫らしき鳴き声が外から聞こえた日がありました。
とても不安げに誰かを呼ぶ声。
(うちにいるふたりを迎えた日、片方がベッド下に籠城し、もう片方が一晩中同じ鳴き方をしていました)
外に出て行くと鳴き声は止んでしまい
声の主は確認できませんでした。
翌朝、また鳴き声が聞こえてきました。
そっと外に出てみると隣の家の塀の下に
握りこぶし二つ分くらいのグレーの子猫が。
その体からは想像出来ないほどの大きな声で
塀を見上げて鳴いていました。
話しかけながら近づくと塀にピョーンと飛び乗って向こう側へ。
覗き込むとそこにはお母さんらしきキジトラについて行くグレーの子が。
お母さんと一緒なら、大丈夫…ね。
数日後、出勤しようと家を出ると駐車場にあのグレーの子がひとりうずくまっていて。
…ケガでもしてるの?動けないの?
と近づくと、パピューンと車の下へ。
ケガはしてなさそう、よかった〜と思い
車の下を覗き込むと、あれ?いない!?
猫バンバンは知っていたので、とりあえずボンネットをバンバン叩いてみる。
でも、出てこないし音もしない。
車の下を通り抜けて行ったんだろう、と車に乗り込むも、変な胸騒ぎがして。
車を降りてボンネットを上げ、覗き込みました。
エンジンルームにチラリと見えるグレーのフワフワしっぽ。
地震が来たと思うほど身体が揺れました、
心臓がバクバクして。
エンジンかけなくて良かったーーー!!!
フワフワに声をかけてみる
…動かない。
車の側面をバンバン叩いてみる
…動かない。
さらに強くバンバン!
…!!
もっと奥へ入ってしまった!
もう、引っ張り出すしかない。
そう思い、しっぽに触れた瞬間、
フワフワは方向転換し、私の顔も見ずに
グレーの弾丸となって車の下から飛び出して行きました。
子猫が消えた方向を目で追いながら
急いで車に乗り込み発進。
でも途中でUターン。
メモを書いて隣近所の車にはさんで注意喚起。
また自車の点検をして出発、やっと心臓のバクバクが治まりました。
この体験をしてからは
ボンネット開けはルーチンです。
本当はこの出来事があった時、すぐに日記に書こうと思っていました。
でもあの親離れしたひとりぼっちの子猫を
保護しない(保護できない)自分への罪悪感やらなんやらで書けずにいました。
そんなある日、ネコジユーザーさんが日記にあげていた
日産自動車の#猫バンバン プロジェクト
を見て、今回の出来事と要望を伝えてみました。
猫バンバンだけではなく、ボンネットを開けて確認することも周知してほしい。
エンジンルームに入れないような構造の車を作ってほしい。
お外にいる猫が危険な目に会わないように
完全室内飼いを推奨する取り組みや保護活動に参加してほしい。
他力本願ですが。
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ちょっとは届いたのかな?
コレ今日、届きました。
で、遅くなりましたが日記に書いてみました。
雪がやんで洗車したらステッカー貼ろっと!
ダイハツ車だけど〜😝
猫バンバンに国境なし☆
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