姐さんがずいぶん耳の中を気にするようになって、
よく掻くようになった。
足の爪が少しでも伸びてると、外耳を傷つけてしまう。
2度ほど出血し、一度病院へ行かないとなと思いつつも、
年始の休業と、新年早々全く休めず…
12連勤した先日、ようやく姐さんを連れて病院へ。

処置としては、耳掃除と耳垢の確認。
念のための耳ダニ駆除剤投与。
ごくごく簡単である。
それでも、暫く病院など行ったことのない姐さん。
診察台にすとんと載せるや、
たちまち、そそくさと、私の膝のうえに逃げてイヤイヤする(笑)
私たちにはコドモがいない。
それども、コドモがいる人の気持ちが分かるようになったのは、
こうした理由からだ。
猫族(あるいは狸)とは不思議なもので、
ある時は、コドモのような存在。
またある時は親友であったり、センセイであったり、
恋人であったり、バディであったり、
そして常には私自身の生きがいでもある。

病院へ向かう車の行き帰りで、1本づつ「ちゅ~る」をあげた。
それを覚えた姐さんは、
車に乗ったら「ちゅ~る」がもらえる!と勘違いしてか、
最近しきりに、私と共に外へ出たがる。
私は、苦笑しながら姐さんを抱き上げて、
「ゴメンよ」と一言頭を撫でつける。
黒い服には毛が何本?
姐さんとお別れして、まぁいいかとそれを払いもせず、
自転車に跨って職場へ。
楽しい一日が、こうしてはじまる。
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