我ながら可笑しいかも知れないけど、「お母さんはお家の仕事に帰るからね。
御家に行くよどうする?」って猫達に聞きます。
何時もは帰りたそうなchiroボン、今日は、トンボや蝶々に夢中です。
cwoは「私、平気よ」ってすまし顔。
楽しそうに虫を追っているので、そのままにして、家の中へ‥。
残った家事を済ませる為に入りました。
出たり入ったりで様子を見ながら小1時間、ネコジルシをしていたら、
隣の部屋の窓辺で、「にゃ~」とか細いcwoの鳴き声がしました。
cwoが先に帰るとは珍しいと思いながら、玄関を開け、「クー、クーちゃん」と呼び、
一目散に飛び込む黒猫に「お帰り」と声を掛けて、お坊ちゃまを探しに出かけました。
chiroは、先ほどcwoが鳴いた窓辺で身を硬くしています。
「しまった、一緒だったんだ。むしろ、cwoより前に窓辺にいて、何時もの忍耐顔で待っていたのかも?」
今頃気が付いても遅い、嫉妬深い坊ちゃんは、私を見ると、怒りにかられて駆け出しました。
逃げる時は木の上、ダダダダダァーと胡桃に登り、ドドドーと降りて、
ライラックに‥ドンドン登る、登る、凄く早いね~。

「そんなに登っていったい如何するの?
又、降りられなくらるよ。」っと撮影会。
木の上で我に返ったCHIRO君、どうにも降りられません。
Mお姉ちゃんが飛んできた。椅子にのって救出しようとしても届かない。
背の高いYお姉ちゃんはいない。
「お父さんが、お昼に帰るまでは未だ1時間あるよ。」
切なそうに、木の上で「助けてにゃ~、にゃ~。」と鳴いています。

右往左往するchiroを見て、どうにも降りらそうもないと見て取り、
急いで、林檎の木下の重い梯子を取りに行きました。
木に掛けて置いて、「ここまで降りておいで、梯子の所まで‥。」と声を掛ける。

暫らく覗いていたけれど、意を決した、ボンは、目を瞑って、後ろ向きにそろりと降り出した。
「ガンバレもう少し」口々に声を掛けて、励ます。
「梯子からずれているよ。」生活力のない子です。
私の手が届く所にやっと降りて来たので、キャッチ無事、救出終了です。
この木のもっと高い所でも、何処でも、猫娘はスルスルと登り、スルスルと降り、
とても早いのよ。
臆病で用心深いけど、好奇心旺盛で、探究心が強い、自立心もある妹に
お兄ちゃん負けていますよ。
又その、マッタリが可愛いんなんて、みんなで甘やかすから、益々ぼんくらになるのね。
chiro君!
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