そろそろ出かけようと準備を始めると、
レプン姐さんが、いそいそと私についてくる。
にゃわにゃわ言いながら、
私が着替えるのを見届けると、
玄関先までやって来て「いってらっしゃい」のつもりなのか。
私は「つい」、
そんな彼女を玄関先でハグしてしまう。
余裕のある時間に準備をしても、
遅刻ギリギリで職場のドアをくぐる日は、
ほぼ100%、こんな出来事が理由となる。
![](/img/diary_image/user_34253/detail/diary_217660_1.jpg?h=6d3c052b1f5a3ca9370f7afb019803d0)
猫族は、ニンゲンと違って大脳新皮質がほとんどない。
だから「論理」や「時間の経過」をほとんど認知できていない。
だから「感情」ではなく「情動」だし、
「過去」でも「未来」でもなく「現在」だ。
今どう感じているか?が、そのまま行動となる。
いつもいつも、私に甘える彼女は、
いまその瞬間/瞬間を更新し続け、
そうして、どの瞬間で切り取った私であっても
「好き」でいてくれるらしい。
こんなに嬉しいことは、
ジンセイの中でそうそうないだろう。
![](/img/diary_image/user_34253/detail/diary_217660_2.jpg?h=6d3c052b1f5a3ca9370f7afb019803d0)
職場の裏の川原に立つ桜が、
昨年より5日も早く花を開いた。
今日もまた、いい日でありますよう。
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