猫ちゃんには過酷な環境の私の居住地

2020年4月29日(水) 661 / 4

うちの山には、猫がピークで20匹くらいいた。今は私が認識してるだけで5匹くらい。

山？
　
そうです。私の近所の猫さんたちは、「地域猫」「町猫」とは言いません。

私は、山の別荘地居住。
里の人たちは私たちを「山の人」と呼ぶのです。

私の周囲半径1kmには、定住者は3組しかおらず、そのうち2軒が猫を飼っています。一軒はきちんと管理をして一匹の保護猫ちゃんと住んでいるのですが、もう一軒はただ餌を置いているだけなので餌をあげればあげるだけそりゃもう増えます。　

猫さんたちの中で撫でさせてくれるような慣れた子を家に入れたりしているようですが、避妊手術などはしておらず、
それでピーク時は20匹くらいになっていました。今はかなりいなくなったので、餌を減らしたのかな。自然に減ったのかも。

「自然に減る」のは、山ならではの理由があります。

冬の寒さは非常に厳しく、夏も暑いです。また、この山にはカラス、猪、野犬、キツネなどがおり、人が少ないのでゴミなどを漁ることはできないので、人からの置き餌がなければまさに野生のサバイバル、狩りの腕が猫の運命を左右するのです。

そのせいか、子猫を見かけても、その子たちが成猫になったのを見たことはありません。成猫まで成長できる確率がかなり低いのでしょう。

繁殖力の非常に強い猫でも、
ここなら
少し厳しいけれど

いえ
繁殖力が強くなければ
ここでは子孫を残せないのかもしれません。

28 ぺったん