今回の日記は、以前Twitterで4回に分けてUPしたものです
TNRを強く推進したいあたしにとっては切なる願い
子猫がいる、ということは
それを産んだ母猫が必ずいます。
子猫を保護したからといって
それで終わりにしないでほしい。
1.子猫を保護したツイートこの時期は多いですね。一番大事なのは母猫も一緒に捕獲すること。子猫だけ連れ帰っても母猫は子猫を探しています。子猫を見つけたら、母猫が戻ってくるのを待ってほしい。子猫を失った母猫は必ずまた出産するから親子一緒に保護出来たら母猫を必ず手術してあげてほしい。
2.母猫が戻らないのは子猫の周りに人間がいるからです。可哀そうなのははぐれて鳴いている子猫ではなく、子猫がいなくなって探す母猫です。2度とそうならなようにしてあげてほしい。やり方がわからない場合は相談できるベテランさんを見つけておくこと。その人に丸投げしない事。
3.母猫が戻ってきやすい環境を作り、捕獲しやすくすること。捕獲後の手術代を負担してくれること。術後、リリースまでのケアをしてあげること。リリース後あたたかく見守ること。目の前の子猫の背景に対してたったこれだけの事をしてくれる人は本当に少ないです。TNRって、たったこれだけの事なんです
4.外で生まれた子猫の保護される数以上に人知れずお空に還る命があることを忘れないでください。そのような命を生みださないのがTNRです。猫のために頑張ってくれる人のお手伝いはさせてもらいます。大事なことなのでもう一度言う。本当に可哀そうなのは子猫を探す母猫なのです。

「庭に子猫を連れた母猫が急に現れました。困っています。」
という相談の陰には、
「目の前の猫をなんとかしてほしい」という意味が込められています。
こういう場合、おそらく母猫にエサを与えていたはずです。
①子育て中の♀猫は、カラスなどの外敵から子猫を守らなければならない。
②発情が来ている♂猫から子猫を守らなければならない。
(♀の次の発情を促すため、♂は子猫を殺してしまいます)
③子猫に十分な栄養をとらすため、自分もしっかりした栄養をとらなければならない。
以上①~③の理由で母猫は子育てに一番条件の良い場所に子猫を連れていきます。
痩せた親子猫を可哀そうと思いエサを与えたのでしょう。
それならば、もう二度とそのようなことにならないように、
簡単に捕まえられる子猫だけを捕まえて保護した気にならず、
母猫も捕獲し、避妊手術を受けさせてあげてください。
子猫が離乳前ならば、一緒に捕獲した母猫に子育てしてもらえば丈夫な猫に育ちます。
すぐにきょうだいを放さず、社会性を覚えさせ、人間の手で人馴れさせ
しっかり飼ってくれるお宅に譲渡すればいいのです。
産まれてきた子猫を保護するだけでなく、
母猫をTNRして、これ以上産ませないように、
そこで蛇口を締めればいいのです。
自分一人で無理ならば、
上記1~4をしっかり理解した上で、地元のボランティアさんを頼ってください。
費用はしっかり負担してください。
ボランティアは、猫を何とかしたい気持ちからであって
あなたが何とかしたい猫を救うためにあなたの財布の事情までは救えません。
猫を想い、命を大切に考える人ならば
ボランティアさんはちゃんと協力してくれるはずです。
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