ドキドキうんち

2020年7月20日(月) 229 / 0

今朝、トイレを片付けていたら、いつものように
大きなうんちがいっぱい。

ん？？？

うんちにクランベリーソースが混じっている。
じっと見る。
いや、猫のごはんにこんな色のものはない。

と、いうことは…

血便！？

急いでネットで画像を検索。

ある。
似たようなクランベリーが。

猫　血便で検査。

どうしよう…どっちだろ…

二匹と同じトイレなので、やってるところを見ない限り、
どちらが出したものなのかわからない。

ひとまず、ブツを保管し、写真も撮っておく。

出勤する前にこれまでこの子たちの情報を集めておく。
保護されたのはいつ？
手術はいつ？
いつ、うちに来たのか？
ワクチン接種の内容は？
など。

少し遠いけど、子猫たちを診てくれた病院に行ってみることに

猫もだけど、人間だって、優しい感じの病院がいい。

子猫のことも丁寧に診てもらったし、里親が決まりそうだと報告すると、
一緒に喜んでくれた。

ただ、それだけで、ありがたい気持ちになる。

何もかも初めての私には、ハードルを下げて話してくれる存在がありがたい。

猫を飼う、飼い始めて出会すことにドキマキしている。
そんなこと！って事かもしれないけど、
看護師さんも先生も教えてくれる。

二匹を病院へ連れて行くのは大変でした。

何気にケージを開けて、いつものように部屋でリラックスしてごはん。
なでなでしながら、隙をみて、まずはミケちゃんから抱っこ。
キャリーはあらかじめ蓋を開け、洗濯ネットを用意。

まさか、ミケちゃんは、キャリーに入れられるなんて思ってない。
入れつつ、ネットも同時に。
気づいて慌てるミケちゃん。
ごめんね。

それから次にタローちゃん。
洗濯ネットにいれるのは、難しくて断念。
キャリーは、あっさり入りました。

部屋からひとりずつ出す。
車に乗せていく。

その緊張感。

運転していると、タローちゃんが鳴いた。
少しガタガタしている。
不安だよね、前も連れて行ったもんね。
出来るだけ優しい声で話しかける。

さて、病院では、ふたりとも鳴きませんでした。
うんちも対処してもらい、大丈夫そうです。
お薬は出ました。
誰がクランベリー(血便)出したのか、トイレ観察しなきゃ。

ウイルス検査もしてもらいました。
ふたりとも白血病、エイズ共に陰性でした。

帰りは、行きと違って静か。
帰るって知っているのか、それとも疲れて脱力なのか。

なんとかふたりを部屋まで入れたら…

表情が、厳しい。私に。

お前…なにしてるんだ？って顔。

すみませんでした。

がんばってくれてありがとうね、
えらかったよ、
こわがらせてごめんねと、ひたすら伝える。

私の用事を一通り終えてケージの前戻ると、いつもの視線になっていました。

ありがとう。
ゆるしてね。

ケージを開けてごはん。
よーく食べるミケちゃん。
静かにカリカリごはんを中心に食べるタローちゃん。

食べ終わると、甘えモード。

ふたりとも、べったり。

ああ、なんていい子たちなんでしょう。

一人で病院に連れて行くのも初めて。
今までは、いとこが一緒にいてくれた。
こうして、『初めてのおつかい』のように度胸をつけながら
ドキドキ体験をしていくのでしょうか。

初めてひとりで歯医者に行った時の事をちょっぴり思い出しました。

強くなれるかな。
私にできるかな。
できないと、猫が困る。
やらなきゃね。
これからもいろいろ。

少し頭が痛い。
緊張を緩めようっと。

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