不妊手術に限らず、野良子や保護子の治療にも広く門戸を開いて下さるので、初療も治療も検診も全部ずっとお願い出来てとても有り難いです。
我が家のそんじょそこらの捕りたてホヤホヤの野良子には負ける気がしない程暴れん坊のチィちゃんのかかりつけ医でもあります。
そんな獣医さん。不妊手術のもっとうは…
早い!上手い!安い! です。
牛丼屋ではありません。
2年ほど前までの私は、早期不妊手術には抵抗がある、というか反対派でした。男の子、特にキジ系の子はゆっくり目が良いという話を何の疑問もなく信じていました。女の子でも最低4カ月過ぎてからという考えでした。
そんなハルコが早期不妊手術に舵を切ったきっかけは、前述の獣医さんでの長〜い長〜い待ち時間に聞いた話です。
とにかく激混み、2時間待ち必須なので待ち時間に隣り合わせた方々とお話することが多く、長年にわたり地域の野良猫さんの不妊手術に取り組んでいる方から「手術してから渡した方がいいわよ。1㎏なくてもやって貰えるから大丈夫よ。」とおススメされ、好奇心に火が付きました。
気になったら止まらない私は文献を読み漁り、1㎏前後から不妊手術をしている獣医さん数件に問い合わせてお話を聞かせて頂き、最終的には麻酔から醒めたばかりの子猫のあまりの元気さに圧倒され、方針を転換しました。
私がお世話になっている獣医さんは、リターン前提の子猫は800gあればワクチン同時接種で不妊手術をして下さいます。(男の子はもちろん睾丸が降りていないとダメだけど)
飼い猫さんと譲渡前提の猫さんはより安全を見込み、生後8週を充分過ぎてから先ずはワクチン接種をして、ワクチンがついてきた頃に不妊手術の流れをお勧めされます。
という訳で、キキ、くまこ、ハッチは先週の土曜日に不妊手術を受けてきました。
子猫は麻酔の切れがいいので日帰りも可能ですが、手術が混んでいて夕方の実施になる可能性が高かったので、通常通りの一泊入院でお願いし、翌朝お迎えに行ってみると…。
めっちゃ元気な腹減ったコールを響かせてました。
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日曜日は念の為ケージの中で過ごしてもらいましたが、お世話の度に飛び出してきて大騒ぎ(ㆀ˘・з・˘)
昨日から夜寝る時以外は解放してますが、見事なムササビっぷりを発揮しています。
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手術から3日後。生後2カ月半くらいです。
術創は僅か1.5cmくらい。2針縫ってあります。
私が感じる早期不妊手術のメリットは、子猫の体の負担が少なく術後の立ち上がりが早い事はもちろんですが、なんと言っても
心の負担が少ないこと
獣医さんに連れて行かれて嫌なことされてひとりぼっちで怖かった感が、生後半年以降の猫さんに比べて全然ない。本当にみんなケロっとしています。
一足早く里親さまの元に行ったトラ、くまお、ちよこは未手術ですが、2回目のワクチン接種の際に不妊手術の相談をして頂く事になっています。
お近くに対応して下さる獣医さんがいると良いのですが、無理ならこっち来てちゃっちゃと済ませちゃおうね!
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雨降りのチィ
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