2007年2月8日
午前7時52分
かわいいあの子は天にめされた…。
初代愛猫チャタは元々野良猫やってエイズのキャリアだった。
しかしながら発症せずに元気に10年暮らしていた。
11年目になり突然元気がなくなった。ご飯もあまり食べなくなりお水ばっかりのんで…
病院に行くともう先は長くないと告げられた。
老猫さんですし、入院させることでもう少し長く生きられる可能性はないとはいえないですが…この子の事を考えると通院する事をおすすめします。
この言葉を聞いて次から次へと涙があふれた。
それから毎日仕事が終わると鞄を抱え病院に通った。
あの子の重み…命の重み
今もうちの手は覚えている。
2006年2月7日。全く動くことができずにコタツの中で寝ていたチャタ。
2月8日の夜中突然コタツからヨロヨロでてきたかと思うと、ゆっくりとお父さんの布団に潜り込んだ。
死を悟ったチャタが最後にしたかったこと。
それはお父さんと寝ること。
力なくしがみついてくる小さな手。
愛しくも悲しいご主人様との最後の夜。
翌朝かわいいあの子は危篤状態になった。
苦しそうなな呼吸
チャタくん今までありがとう。もう頑張らなくていいよ。ゆっくりおやすみ。みんな泣きながら何度も呼び掛ける
苦しいはずのチャタな目は大きく開かれ
私達の顔をジッと見ていた。
苦しいはずのチャタの耳はピンと立てられ
一生懸命私達の声を聞いていた。
2006年2月8日午前7時52分お父さん、お母さん、お姉ちゃん、私。
家族みんなに見守られ
小さな命の灯火を消して
旅立った。
最後の瞬間。幸せそうなチャタの目は綺麗な緑色に輝いた。
今はもうあの子の姿、重みを感じることはできない。
しかし今でも家族みんなチャタのことが大好き。
いつも鞄には
お守りカプセルが入っている。
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