命（猫なし）

2020年7月30日(木)

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新型コロナ・災害・有名人の自殺・ＡＬＳ患者の安楽死

今年は命や生死について考えさせられることが多い気がします。

人も猫も安楽死は。。。
尊厳死なども選択できるようになってきて
ますます迷うことが増えています。

色々考えちゃいます。

父の亡くなり方
初代くんの亡くなり方
自分が希望する死に際

この日記で自分なりの考えを書くつもりでした。

でもなんだか・・・
ネット記事で色々読むと
本当に様々な捉え方があって。。。

自分の考えは変わらないけど
それでもここで書いていいのかな？と、
疑問が浮かびました。

自分は最善だと思っても、読んで不快にさせるのが怖い

猫の育て方も人それぞれ考えが違っているのに
そっちは書いてるので矛盾しているようですが
死に関しては、慎重になったほうがいいかもしれないと
思うようになりました。

父の亡くなり方は９０％良かったと思っているのに
１０％の迷いがあります。

１００％本人の希望通りに亡くなったのに・・・です。

６０歳で肺線維症の診断を受け、この病気の平均余命は
１年～３年。
たいてい、風邪をひいて肺炎で亡くなるそうです。
症状が進むと、鼻にチューブを入れて酸素吸入。
父はそうなるのを、とてもとても嫌がっていました。
薬の副作用は糖尿病と癌とムーンフェイスなど。
亡くなる５年前に大腸がんになり、５年間再発しかなったから
「もう大丈夫ですよ」と主治医の消化器外科の先生に
太鼓判を押してもらった直後に心筋梗塞で亡くなりました。

肺と癌ばかり気にしていた本人と家族は
亡くなる１０日前に体調が悪くなって入院した際
救急当直医に不整脈を指摘されて「内科医と消化器外科の
先生、どちらに診てもらいますか？」と言われても
迷わず消化器外科の先生でお願いしました。

１０％の迷いは、この時に内科医に担当していただいたら
もう少し生きられたかもしれない事。

心臓の手術が成功したかどうかわからないし
寝たきりになったかもしれないし
元気に治った可能性ばかりじゃなくても
もう少し生きられた？

本人は亡くなる前に「満腹で笑いながらポックリ死にたい」と
言っていました。
１００％その希望どおりになりました。
その点については家族も良かったと思っていますし
消化器外科の先生にお願いしたからこそ実現できた死に際。
先生には、とてもとても感謝しています。

しかも、本人が一番望んでいた、自宅での最期。
クリスマスに入院して大晦日に退院し、
１月３日の８０歳の誕生日の翌日に自宅で倒れ
救急搬送されて蘇生せず。
苦しんだのは５秒もない。

たぶん、これ以上ないというくらいに幸せな最期。

それでも、少しの迷いが残る。

だからきっと、誰もが納得のいく最期なんて
ないのかもしれない。

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