


術前の簡易の穿刺検査では「悪性か良性かちょっと分からないけど、悪性の可能性もある」みたいなものでしたが、術後の病理検査ではっきり線がんという有難くもない病名を告げられ、しかも4か月という短すぎる余命宣告までうけてしまいました。

現在は術後2週間が過ぎたのですが、腫瘍に近い場所の皮膚はくっつくどころか壊死してしまいました。
表皮まで癌細胞が滲出していて、正常な細胞ではない可能性があるので、再度縫い合わせるよりも肉が盛り上がってくる自然治癒を目指す方がいいと思う、と説明を受けました。
ぱっちゃんの腫瘍は顎や気管や首の所の大きい血管をぎりぎりのレベルで巻き込んではいなかったのですが、もっと早くに手術してあげていれば…と思うと、さすがに自責の念に駆られます。
言い訳にしかならないけど、ぱっちゃん自身が非常に繊細で気難しい性格なので、洗濯網に入れても採血すらできない子だったので、なかなか病院への足が向かなかった、という事と、
私自身が肉体的にも精神的にもハードな仕事をしていて、日々のぱっちゃんの変化についていけませんでした。
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言い訳にしかなりませんが。ぱっちゃの腫瘍はたった2カ月で驚く程大きくなってしまっていました。
せめて5月の時点でもっと突っ込んだ検査と手術予定を積極的に立てていたら、ぱっちゃんはもう少し元気でいれたかもしれません。
いや、猫の線癌はとっても転移しやすいと聞くので、あの時にはもう既に手遅れだったかもしれない。
私は今まで保護猫以外では、自分の飼い猫を腎臓や心臓の病で看取った経験はありますが、彼彼女たちの闘病期間は長く、最低でも半年、長いと2年以上という時間をかけて、飼い主側の心の準備をする時間をくれました。
でもぱっちゃんは、その準備期間すらくれないドsな女王様らしいです。
最後まで女王様💦
抗がん剤や放射線治療はぱっちゃんの負担が大きいうえに、ぱっちゃんの耳垢線がん、唾液腺がん(どっちか分からないそうです)には効果が期待できないと言われました。
というか、猫の癌の中でも発生率が低く、1%未満とか言われていると聞いて驚きました。
そんな祭りの屋台のくじ引きの1等に当たらなくてもよかったのに💦
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