ネオがお空へ逝った朝みたいな、久しぶりの雨空だよ。
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いつも見上げてたそっちはどう?
もうチョコたんには会った?
もともと仲は良くなかったけど、挨拶くらいしたよね?
虹の橋で、他猫ギライはホドホドにしてる?
お空から見て知ってるかもしれないけど、
ネオのプリプリ尻尾であちょんでた、小さなとらーずがみんな卒業したよ。
スクちゃんは、相変わらず『おちりトントン』って、何度も上半身お膝してきて
暑くて重たい甘えん坊さんだよ。
テルちゃんは、ネオくらいゴハンを少しずつしか食べないけれど
あちょんで・ゴハン!って、いっぱい言ってくるよ。
ネオを好きだったハナちゃんは、ネオがいたらネオの傍でいつも寝てたのに、
ネオが居ないから、ひとりでロフトでお昼寝してる。
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ネオのいない3にゃんになって、
何も変わらないようで、でも大事な肝心な何かが足りない感じだよ。
いつの間にかたくさん書いてたネオの日記を読み返しては
最初はグズグズ泣いていたけれど、
そうやって哀しむヒマもないほどバタバタ時間が過ぎていって、
ネオのお世話も、とらーずのお世話もなくなって、
今、私は手持無沙汰で、なんか忘れてるような、そんな気持ち。
「お水はまだかのぅ」
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「腹が空いたのじゃが」
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いつもいつも、ネオ圧があったからさ(笑)
昨日、ゆきちいさんちの帰り道、
ネオにお花を買って帰ろうと、朝までは覚えてたのに
まんまと忘れて帰って来た、相変わらずのオマヌケ飼い主だよ。
(でも、セリアで毛取りクリーナーは買った!←いばるトコじゃないね)
ネオをいつも一番にしてあげられなかった私のコトはわかってるか。
山盛りちゅーるで許してね。
いつも、いろいろ・たくさん、ゴメンね。
若かりしネオは、超絶セミ・ハンターだったから、
蝉時雨を耳にして、ふ。とネオを思い出すことがあったよ。
そー言えば、このウチでも1度だけ、ネオが活気づいた日があったね。
気づいたら夏も終わり。
ツクツクボウシと、夜、秋の虫の声がキレイに聞こえてきてる。
こんな季節の計算まで?全部ネオがしくんだコトだとしたら、
あんなヨボヨボで不機嫌顔だったネオは、実は大物だったんだ。って思ってる。
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「失礼にゃのじゃ」
茶とらずが、じゅんたさんとおうちへ行けたのは
ネオが茶太郎くん・ちょびくんに口利きしたの?
ユリたんが、ウチのコにならなかったのは、
「ワシの戻る枠を開けておくのじゃ」って意味?
飼い主の、勝手な想像だけど当たってる?
・・・としたら、今までもこれからも、ずーーーっと。
ありがとう。ネオ。
あ。私の老いも進んでるコトだし、
もし子猫の姿で戻って来るならお早めにお願いね(笑)
ネコジルシのお空のにゃかまと一緒に、
たくさんのにゃんこと飼い主さん、こんな私も見守っててね。
またね。