先月、ローザの出生飼育について、皆さまから貴重なご意見、アドバイスをいただきました。
皆さま、本当にありがとうございます。
お見合いを断り、先住4匹との生活を見守っていましたが、9月1日に真実が判明しました。
ローザは自家繁殖のために購入され、
1週間で飼育放棄された子だとわかりました。
詳しい経緯は書けませんが、当事者とカフェで話し合い真実を知りました。
パブリックな場所にしたのは、ローザへの刺激をさけ、私が冷静でいられるように。
話し合いというより、当事者の勝手な言い分を聞いている状況でしたが、冷静に聞くことができました。
一旦持ち帰り、夫と話し合いましたが、結論には至らず。
その夜、悶々としながらローザと眠りについた深夜2時頃、叫んで飛び起きてしまいました。
ローザが私のふくらはぎに噛みついたのです。
当初威嚇していた時も、これ程噛まれたことはありません。
ローザどうしたの?何があったの?
夫も猫達も起きてきましたが、私を見るローザはいつものローザ。
特に興奮している様子もなく、撫でるとゴロゴロ甘えてきます。
ふくらはぎの痛みはありましたが、ローザを撫でながらまた眠りにつきました。

翌朝の噛みあとです。


ローザはいつもと変わらずご飯を食べてご機嫌で甘えてきます。
ローザが噛みついた理由はわかりません。
何か訴えたかったのかもしれないし、
遊び足りなくて足にじゃれついて噛んだのかもしれないし、
私の寝相が悪くて反射的に噛みついたのかもしれない。
しかしこの噛みつきで私の気持ちは固まり、ローザを迎える決心がつきました。
そして全ての問題をクリアにして、
9月10日に正式にうちの子になりました。
誕生日は2019年11月9日。
生後10ヶ月です。
我が家に来てから4ヶ月。
ミミコとの関係に変化はありませんが、プラちゃんに身体スリスリができるようになりました。
とっても不器用なスリスリです。
バースとの遊びが少しだけ上手になりました。
ケイコとは対峙しても怒らなくなりました。
ローザは一生懸命学んでいるのだと思います。
ローザの幸せを一番に考えると、我が家ではなく、ローザのペースでローザだけを愛してくれる方を探すべきだと思っています。
後で知ったことですが、お見合い希望者は飼育放棄した当事者が探していました。
私は、虚偽の第一発見者がせめてもの気持ちで里親さんを探しているのだと思っていましたが、次々と希望者が現れることに違和感を感じていました。
違和感を感じながらも、条件に合う4組とお見合いをしましたが、積極的にすすめる気持ちにはなれません。
お見合いをして感じたのは、ロシアンブルーだからという希望者ばかりだったこと。
これは仕方ないと思っていましたが。
反面、ローザの威嚇に眉をひそめ、これじゃ無理と断る人ばかりだったこと。
中には、なれてない猫を里親募集することに怒りをあらわにする人もいました。
時間をかければ絶対なれてくれると説明しましたが、拒絶されることに苛立ちを感じていました。
ローザは何も悪くないのに。
希望者の「大変ですね…。」という言葉に怒りを感じるほど、私自身もローザに関わる全ての人を拒絶していたのだと思います。
保護活動をされている皆さまからみれば、4回のお見合いで諦めるのは早急だと思われるかもしれません。
ローザをお迎えすることにご批判もあろうかと思います。
しかし、これ以上ローザに刺激を与えたくありません。
そして何よりも、ローザは私達にとって唯一無二であり、大切にしたいと改めて強く思っているからです。
私達夫婦はかつてロシアンブルーのグレと暮らしていました。
しかし、その経験がローザにいかせるわけではありません。
ローザはローザ。
ローザとの生活はまだ始まったばかりです。
ローザを幸せにするために、
私達夫婦はローザと一緒に学んでいきます。

最近のコメント