
会社有志の保護猫活動で以前子猫を譲渡した里親さんより、子猫が8匹生まれてしまっているお宅がある!と連絡を頂きました。
聞けば仕事のお客さんのお宅で避妊去勢せずに、親猫が4匹。外にも出かけている状態。
そのままにしておいたら子猫もすぐに成長し、明らかに多頭崩壊は免れません。
飼い猫だから、飼い主さんの意向は無視出来ない。でも、とても心配、、、
その方は、仕事のお客さんだし無理に子猫を保護できるかわからないけど、と言いつつも上手に飼い主さんとお話ししてくださり、8匹無事に保護しました!と子猫を連れて来てくださいました。
さあー!生後2カ月と言えども8匹!!
預かりは、、、今は私しかいない(*_*;
8匹の子猫の預かりはさすがにはじめて。
仕事が終わってから、いつもお世話になっている病院へ。体重測定、性別判断、ノミダニお腹の虫駆除のお薬をしてもらい、自宅へ連れ帰りました。


子猫だけを管理できる場所へ、翌日は大量のノミとノミの糞が床中に落ちていました。
ずいぶん痒かったね!もう大丈夫だよ。
駆虫薬をしてから、2日後の日曜日にみんなを順番にシャンプーしました。
体を流すと茶色の水がたくさん、、、。
飼い猫が産んだ子猫なのに、一体どんな環境にいたんだろうか?
飼い主さんには避妊去勢手術の指導の書類を
渡しましたが、立場上それ以上は踏み込めません。
飼い始めに少しかかりはするけれど、きちん避妊去勢すればこんなことにならない筈。
猫は飼育が容易く、繁殖力があります。
あっという間に増えてしまい、多頭崩壊になりかねません。
心ない人が生まれた子猫を川に流したり、捨てたりする悲しい事例があとを経ちません。
地域猫、保護猫活動のボランティアのみなさんが涙ぐましい努力をしていても、次々と大変な案件が出てきます。
何かが、おかしい、、
システム?
犬はかなりの割合でしっかり行政が管理出来ているのに、、、
猫も出来ないわけがない。
猫も飼育は完全行政登録にし、よほどの理由がない限り避妊去勢手術を必須とする。
そうすれば、かなりの確立で野良猫を減らせるのでは???
犬が出来ているのに、猫が出来ないわけがない。
悲しい命が増えてしまわないように、私達が出来る事を頑張ってきたつもりだけれど、
追いつかない焦燥感と徒労感がものすごい。
8匹のうち、6匹は素敵なご縁を頂きました!
うち4匹はネコジルシさんで!
残りの黒白ペアのジミーくんとパティちゃんはよく人なれ出来ていて、とっても可愛い子たちです。モノトーンの2つかたまりがコロコロぐるぐるとはしゃいで、時にはベッタリとグルーミング♡仲良しなので、ぜひ一緒に家族としてお迎え頂きたいです!

この子たちが幸せになりますように、、、。
世の中のお家のない猫ちゃん達が一匹でも多く幸せになりますように!

おそろいの黒いジャケットがおしゃれで可愛い兄妹です。
ジミーくんとパティちゃん絶賛里親様募集中!!
よろしくお願い致します(=^_^=)(=^_^=)