あたしが絶対にしたくないこと、それは
【保護猫へ、といただいたご支援を自分の猫へも与えること】
「マチ子にどうぞ」とか「おっとと彦ちゃんに」と言っていただいたプレゼントならば
ありがたくいただきますが、
ご支援としていただいたものは、保護猫たちのものです
そこの分別はしっかりと線を引いていきたいものです
とはいえ、大半が自腹で用意したものなのですが(笑)

(※保護猫の【たび♂】は下半身不随ですが、ちゃんと自分でおトイレできるえらい子です☺)
たびの保護経緯;https://twitter.com/2Betsy0/status/1303575720325603328
しかしながら、SNSをみていると
自分の飼い猫の医療費とかにご支援を募る人の増えた事。
我が子の「Amazonの欲しいものリスト」を公開している人までいる始末。
それはもう、あなたは猫を飼えないってことではないですか?と言いたい。
プロフにはっきりと保護猫なのか飼い猫なのかを記載していない人も多いです。
ちょっとしたニュアンスの違いですが、
譲り受けて飼うことになった保護猫は【飼い猫】であり【元保護猫】です。
自分の所で保護している猫を飼い主募集せず自分の猫としているなら、それも【飼い猫】ですよね?
飼い猫の記事に「#(ハッシュタグ)」までつけて【保護猫】とするのは何か違う気がしてしまうのです。
SNSで人気のある猫が病気になると、飼い主がいるにもかかわらず、周囲が勝手に支援を集め始めるという現象まで!?
なんとうらやましいお話なんでしょうか…
支援をする側も、その猫に飼い主がいるのかどうか、
本当にその子に支援が必要なのか、しっかりご自身で確認をして見極めていただいきたいです。

(元気もりもりの【クロエ】は今週末に新しいおうちへと旅立ちが決定しています)
我が家にいたシャム系MIX3姉妹の依頼者さんは母猫の飼い主になってくれましたが
子猫に新しい飼い主さんが出来るまでの養育費の負担はしてくれなかったので、それ以前に飼い主さんが決まった保護猫の譲渡費用と足りない分は自腹で養育しています。
春先からの依頼のほとんどは、子猫付き、
いわゆる「子猫がたくさん産まれている」というものなので
大体は、母猫はTNR(捕獲して不妊手術をしてリリース)、子猫は保護して飼い主さん募集となることが多いです。
その時依頼者さんとの話し合いであたしたちはあくまでも【お手伝い】というスタンスを通したいので、手術代や子猫の養育費を負担していただく方向で話を進めるのですが、ほとんどの場合で、自分の猫ではない猫に全額お金を払う人はいないのです。
では依頼者さんが出せなかった費用はだれが負担するのか?
はい。依頼を受けたあたしたちが工面するのです。
名のついた団体さんなどは支援者も多く、ある程度はそのご支援でまかなえるのでしょうが、
名のないあたしたちのような個人活動の面々はそうはいきません。
だから自分で稼ぐしかない!なのに、ハンドメイドする時間がない!笑
あたし個人の場合、ですが
仲間の保護猫も、どこかの所属の保護猫も等しく「飼い主のいない猫」ですので
突発的に発生する医療費や、どこからも捻出することが出来ないフード代などは
あたしの所から卒業していった保護猫の譲渡費用や個人的に設置していただいている募金箱の中の支援金を渡して保護費用の足しに使ってもらうことにしています。
運よく保護できた子たちが日々、快適に暮らすために他に必要なことはないのですから。
いただいたフードのご支援も、必要としている保護猫の元に届くように仲間と分け合ったりしています。
そういった仲間の元にいる保護猫も含め、あたしが現在かかわっている保護猫は20匹近くになる計算です。
現在保護場所として使っている場所(マチ子がいる場所)は、この冬から使えなくなり、手元で保護猫のお世話することも出来なくなります。
が、仲間の元にいる保護猫たちのためにあたしが出来るのは、多忙な仲間の代わりにネット上で記事にしたり、新しい飼い主さんの募集を出したり、という発信していく作業と、次の1匹を救うための資金を調達したりすること。

(どんちゃん♂、はんな♀ ともに仲間の元にいる個人案件の保護猫)
自分の猫を適正に飼育する資金の他に余力がなければ保護猫の活動もできませんが、
ご支援によってとても助けられていることもまた事実です。
あたしや仲間たちのように、個人で行っている活動は名もない活動です
だからこそ協力しあって頑張るのみなのです
そしてこの活動を名のあるものにしたい、それが目標なのです
ご支援くださった方、保護猫を譲り受けてくださった方のおかげで成り立っております!
本当にありがとうございます(●´ω`●)
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