♡幸姫は何時ものように魚を 顎枕にして窓の外を眺めております。
体重が減って医者から療養食のサンプルを数種戴きましたが、同じ
市販の物とは好みが違うようで、選択に苦労しております。
♥親友の黒猫君、前回の日記にも記しましたが、痩せた体力でなんとか
この夏を乗り越えたようです。今年の冬はどうかな？と思案してましたが
酷暑が過ぎて台風が九州に接近した頃、朝刊を取りに表に出たとき、
突然後ろからガサガサと音がして黒猫君が現れました。
何処から出てきたのか？庭にある園芸用品を収納している小屋に、猫が
休めるように ５０Ｃｍ角の育苗箱が入ってます。底に土嚢袋に使う
ビニール袋を畳んでシーツ代わりに敷いてあります。思惑とおりに
そこに入り込み一晩休んでいたょうです。その小屋は雨は凌げますが
周囲は柱に遮光ネットを巻き付けた程度で風よけまでは考慮しておりません。
そこで、この小屋の中に黒猫君の個室を設置するかと考え１０月に製作開始
個室は、廃棄寸前だった ブラウン管ＴＶの台を流用と前面のガラス扉と
脚のキャスターを外し、内にはアルミ箔シートの断熱材を折り畳んで敷き
その上にペット用のホカぺとペット用のＭサイズベッド、そして念を入れて
黒猫君の臭いが着いた土嚢袋用のビニ袋も敷いた。
出入り口はベニヤ板にＵ型の穴を切り欠いたが、これだと中に入ってる
のが確認しにくいので、透明のアクリル板に交換。ヒーターのスイッチは
外付けにした。電源は壁にコンセントがあるのでそこから採った。
最後の仕上げ、 如何にして警戒心を持たせず中に入ってくれるか？
黒猫君の大好物である 砕いた焼き鰹を小皿に入れておびき寄せ、後は
自分の臭いで安心し、割とすんなり入ってくれました。
昨夜は冷たい雨が一晩中振っていたが、黒猫君 ぬくぬくと新しいベッドで
お休みしてました。これで今年の冬は安心です。
と 言うことで、食と住 が保証された 居候 が誕生しました。
ところで、黒猫君 飼い主さんは居りますが、猫ちゃんが非常に束縛を嫌う
自由猫で、飼い主さんも承知で放し飼いとしているようです。
餌やりさんは私も含めて何人か居るようですが、黒猫君はどこでどんな寝泊まり
をしているのか誰も知りません。寝床の件、飼い主さんに伝えましたらとても
喜んでくれました。公認の 居候 誕生です。
ぺったん したユーザ
ぺったん
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