【真菌関してまとめ】
※覚え書きのようなモノです。
今後、保護した子猫が初めて真菌になったりしたとき、
ネコ日記の検索でお役に立てたら嬉しいです。
●『真菌』て?
https://hoken.kakaku.com/insurance/pet/cat_injuries/infection/shinkin/
真菌(カビ)による感染症は、外部からの感染、
または常に存在する菌がなんらかの原因で増殖して発症する傷病です。
感染場所も、皮膚に局所的に感染するものから、全身感染を起こすものまでさまざま*です。
*クリプトコックス症/カンジダ症/ヒストプラズマ症/
https://www.anicom-sompo.co.jp/nekonoshiori/3738.html
~真菌が糸状の形をしていることから「皮膚糸状菌症」ともいいます~
真菌(カビ)と言うと、お風呂などの黒カビが頭に浮かぶ方も多いでしょう。
しかし、麹、チーズ、ビールといった発酵食に利用されているのも真菌です。
また、自然界では動植物の死体などを分解する役割を担っています。
真菌の中には、人や動物の皮膚などに感染・寄生する種類もあり、
真菌が皮膚に感染して発症する病気を「皮膚真菌症」といいます。
また、真菌が糸状の形をしていることから「皮膚糸状菌症」ともいいます。
人での皮膚糸状菌症で一般的なものでは水虫があります。
動物*から動物へ感染します。←人間含む
すでに感染している動物に猫が接触したり、
感染した動物の抜け毛やフケ、
真菌が付着したタオルやクッション、ブラシなどから、
別の猫の被毛に付着することで感染します。
野良猫を拾って家に招き入れた場合、すでに猫に菌が付着していることもあります。
また、飼い主が外で他の動物を触って家に持ち込むこともあります。
菌が付着した猫がすべて発症するわけではなく、【私はココに着目しますた!!】
免疫力の弱い子猫や老猫、他の病気に罹って体力が低下している猫が発症しやすいです。
また、長毛の猫も発症しやすいといわれています。
付着した菌は、1~2日以内に被毛や皮膚の表面で増殖し、皮膚の表層の組織の中へ侵入していきます。
本来、感染した猫に抵抗力があれば、時間はかかりますが自然治癒する場合もあります。
しかし、感染源から周囲に広がるリスクもあり、
自然治癒を待っていると広がって悪化するケースも多いので、
症状を見つけたらなるべく軽症の内に治療してあげましょう。
皮膚真菌症の菌は、乾燥した環境下でも1年近く生存でき、
一度感染した猫や動物が家で生活すると、家庭内のほこりや絨毯から多く菌が検出されます。
たとえ、感染猫の治療が終了しても、環境中に真菌が残っていれば再度感染してしまう可能性があります。 もし、家の猫が真菌症を発症した場合は、
同居の猫や動物と接触を避けるよう部屋を分けてあげる必要があります。
また、感染猫が使用して真菌が付着したと思われるもの
(ベッドやタオル、ブラシなど)はできるだけ廃棄します。
廃棄できないものは、熱湯消毒や塩素系漂白剤による洗浄を行います。
環境中の毛やフケ、ほこりは、掃除機で吸い取ったり、
ぞうきんがけなどで繰り返し除去するようにしましょう。
● 「コレ真菌?」と思ったとき
顔・カラダにカサブタ・ポッコリがあったとき
豚の鼻の孔みたいなのができたユリたん(現チロル)
便利なのが【ブラック・ライト】
照らすと真菌の部分が光る(病院でも使われていることもあるそう)
お値段ピンキリだけれど1000円前後のヤツでOK
床や壁の尿の飛び散りとかも光るので、買って置くとイイ
●なおさん曰く
「薬(内服薬)で治るけど、シャンプーしたら治りが早い」
オススメのシャンプーは『コラージュフルフル』(人間用)
調べたら、真菌成分の『ミコナゾール硝酸塩』が入っているようです。
https://www.kegg.jp/medicus-bin/japic_med?japic_code=00061036
他、教えていただいたのに『マラセブシャンプー』(犬用)というのがあるそうです。
調べると、コレもミコナゾール硝酸塩が入っていて、
https://pochitama.pet/detail.php?pid=2#:~:text=%E3%83%9E%E3%83%A9%E3%82%BB%E3%83%96%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%97%E3%83%BC%E3%81%AE%E4%B8%BB,%E7%97%87%E7%8A%B6%E3%82%92%E6%94%B9%E5%96%84%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82
ミコナゾール硝酸塩がマラセチア真菌を殺菌、
同時に洗浄成分により余分な皮脂や汚れを洗浄することで
マラセチア皮膚炎の症状を改善するそう。
https://www.kanto.co.jp/dcms_media/other/backno7_pdf89.pdf
10ページ
(3)ミコナゾール含有シャンプー
抗真菌薬単独で治療されるよにも自足に治癒したとの報告がある。
3)抗真菌薬の内服
グリセオフルビン(国内販売中止、イトラコナゾール、テルビナフィンを内服させる。
皮膚糸状菌症の治療には内服療法が基本であるが、
副作用の発生には注意が必要である。
また内服機関は根治するまで数週間から数ヶ月ぐらいは必要なため、薬の日用がかかるなどの問題がある。
●副作用の懸念
皮膚真菌症には「抗真菌薬」が有効です。
抗真菌薬は飲み薬で全身的に投与する場合と、外用薬で患部に塗る場合があります。
飲み薬は最も効果が高く、広範囲にわたる皮膚症状に効果がありますが、
長期投与で消化器症状や肝臓に負担がかかるなどの副作用が問題となることがあります。
また投薬期間が8〜12週間と長いため、
定期的に血液検査などで副作用の影響がないかチェックしながら投与していく必要があります。
https://www.anicom-sompo.co.jp/nekonoshiori/3738.html
↑ユリたん(現チロル)は、鼻の穴くらいのぽちふたつと、右肩根本に潰れた米粒くらいのカサブタ
一度めのシャンプーでベロベロして、
翌日ポロリと落ちて、
ブラックライトをあてたら、フチが青白く光っていました。
・抗真菌薬2週間で見た目ほぼ完治+2週間(念のためと)⇒合計4週間
・シャンプーは最初の1週間は毎日くらい、以降は2,3日おき
↑コラージュフルフル
・長い梅雨の時期に発覚、ちょうど梅雨明けから部屋中にスチームクリーナー
他、サイトでは調べられていませんが、
「抗真菌薬は腎臓に負担をかける強い薬」と説明を受ける先生もいる。とのお話も。
ウチの係りつけで聞いたところ
・薬品名『イトラコナゾール』
・内臓にかかる負担について「長期的によほど多く服用したら。の話」とのコト
●多頭の場合の隔離
感染するものとされるので、隔離するのが一般的な様子(ネット上では)
けれども、ウチの場合は「同じ環境で発症するコとしないコの違いは、免疫力の低さだべ!」
「隔離することでストレスになって免疫力が更に下がるわ」
と、勝手に推測。
↑陰転したけれど、真菌発覚当初は子猫3にゃんエイズ陽性でした
他、兄妹猫には、2回程度シャンプー/ウチのオトニャには何もせず
係りつけ医からも、特に隔離の指示は無し
それよりも、環境と患部を清潔に保つ努力のほうが大事な気がしますし
そうやっているお友達のお話もいただきました。
[追記]
ブラックライトをあてて光るのは、皮膚ではなく『毛』という見解アリ。
コレを踏まえて、今のウチのユキたん。
毛色が白いから、お口まわりが盗っ人っぽく見えがちなだけで、
真菌ではないと思うんだよねー。
ブラックライトで光るトコはないし。
でも、万一里親さんちで先住ちゃんがいたりしたら。
「念のため」と思う気持ち。
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とらーずでいただいたお金を医療費に充てているので、
1回分120円プラス税のせっかくのお薬をもったいなくも思う。
薬、どーしよ。うーん・・・