この写真を撮影した日のようだ。
![](/img/diary_image/user_34253/detail/diary_236101_1.jpg?h=1ed42c4669541c13dcb46a3a294ea311)
あの頃は、レプン姐さんは、まだまだちっぽけで、
痩せっぽっちの子猫(子狸?)だった。
何が楽しいのか、
毎日走って走って、色んなものに頭突きを繰り返していた。
最初は、姐さんを全くカワイイとさえ思えなかった私だが、
次第次第に、愛おしく思えてきた。
結局、10/4に彼女と出会って、
1ヵ月も経たないうちに、その魅力を認めるようになっていたわけだ。
今の姐さんは、そんな風に走り回ることはなくなって、
ときどき何の生き物か分からなくなるほど、大きく丸くなった体躯で、
眠ることが増えた。
あの頃苦手だった「だっこ」は、
ずいぶん得意になったけど。
![](/img/diary_image/user_34253/detail/diary_236101_2.jpg?h=1ed42c4669541c13dcb46a3a294ea311)
よく、「大人猫」は里親のなり手が少ないと言われる。
現実そうだろう。
大きな理由としては『懐くかどうか分からない』がある。
けれどもそれは、子猫であっても同じだ。
私としては、落ち着いてバイタルも安定した大人猫のほうが、
パートナーになりやすいと感じてしまう。
そして、それ以前の論旨として、どのような年齢であっても、
猫族はカワイイのだ。
子猫のとき可愛かった姐さんは、
5年前も、2年前も、半年前も、そして昨日でさえも、
変わらずカワイイのである。
それが明日、カワイクなくなるなんてことは、
全くもって信じがたい。
だから、出会いはいつだっていいのだろう。
何だか「ピン!」と来るのなら。
幸運の女神には前髪だけしかない、らしい。
けれども猫族には尻尾がある。
だから、姐さんを一度手放そうとした私でも、
その尻尾をつかむことができたのだろう。
私はラッキーだったなぁと、常々思うのだけれど、
それも実際には、
姐さんに助けられてのラッキーだったのかもしれない。
そんな風に思い当たった私を、
したり顔の姐さんが覗いてた。
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