

金曜日、姉妹がやって来ました❣️。
体重の差もあまりなく、区別がつきにくかったのですが、額の黒い毛の量に差がありました。
<ゆきちゃん>1.6kg

うちに居る間の名前を決めました。
白猫だから[ゆき]ちゃんはすぐ決まりましたが、もう1匹がなかなか出てこない…。
そこで思い出しました。
熊本地震の翌年、亡くなった末の妹が、昔飼っていたのが白猫の[のん](のんたんと呼んでました)でした。
<のんちゃん> 1.5kg

公園で拾って飼い始めたのですが、旦那様がアメリカ出張の時も一緒に連れて行った猫です。
会社では、猫を連れての海外赴任は初めてだと評判になったそうです。
妹は、私の家に預ける事も考えたようですが、腎臓の病気があったので、私に託すのを断念したと話していました。
私の夫は全て自分の考え優先で、私の意見や希望を聞いてくれる人ではなかったので、私が預かる事を説得できるとは思えなかったのでしょう。
私には強行できる自信もありませんでしたから、連れて行くと聞いた時に、預かるとはとても言えませんでした。
アメリカは猫との散歩も多いらしく、専用のリードで散歩させていたようです。
その後、帰国してからの熊本で、17歳位の時に天寿を全うして亡くなりました。
妹自身は、40代の時に小さな乳がんが見つかり手術。
数年後に乳がんが再発して手術。
50代になって再再発、治療中に熊本地震に遭遇して車中生活をしていました。
なかなか病院にも行けず、旦那様は中国に単身赴任でしたから大変だったと思います。
その間に他に転移していた癌。
電話での声がかすれていました。
本人は風邪かも、と言っていましたが喉にも癌が転移していたのです。
それからは、携帯の文字のやり取りだけになり、翌年「良い人生でした。悔いはありません!」と書いた手紙を旦那様に残して旅だっていってしまいました。59歳でした。
熊本地震がなかったら、もう少し長生きできたかもしれないと思うと残念でなりません。
ほんとうに自分の事より人の心配をする妹で、私が家を出てからは、いろんな気遣いをしてくれて、私の病気の為にと30万もする電気治療器を送ってくれました。
私には到底できないと思う事ばかり…。
素晴らしい妹でした。

今回の白猫姉妹を預かる事は、妹を偲びながらのお世話になりそうです…🙏。
長々とすみません💦。
最後まで読んで頂いて、ありがとうございました🙇♀️
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