前回の日記で書いた「秘すれば花」の同義語です。
日本人の美徳とされる考え方ですね。
だけど、誰かに話しておけばよかった。
後悔の記録をここに残します。
その方は、とても明るい感じの方で、ネコジ歴は私と同じくらいだったのに、猫友さんが多くおられました。
何だか資格もたくさんお持ちのようで、立派な日記も書いていらっしゃました。
ある日、庭のボケの花がキレイに咲いたので日記に載せると、その方からメッセージが届きました。
「ここでは話せないことなのでメールアドレスを教えて」
嫌な予感がしましたが、メールアドレスを交換しました。
ケータイに直接きたメールには、私が撮った写真が拡大されていて
「この窓から悪霊があなたの家を覗いている。この家の方に依頼されていないから祓うことはできないけれど、あなたの家に来ないようにはできる」
といった内容が書かれていました。
何度かやりとりをしている間、気が気じゃなくて、運転中にもスマホを見て警察に捕まりました。
反則金七千円。
これが私の被害総額です。(自業自得)
私は、まったくなにも感じない人間なので、うちの主人(見える人)に見せるまで動揺しました。
半信半疑でしたが、本当だったらどうしようか?でも嘘だったら悲しい。
主人には、先入観を持たせないように私の撮った写真だけを見てもらいました。
特に何も感じない。
それが彼の感想でした。
これは私の考えですが、本当にそれらが見える人は、見えない人を脅すようなことをしないものです。
「主人と相談しましたが、今のところ何もないので様子を見ることにします。また何かありましたら相談させていただきます」と断りのメールを送りました。
ただ写真を見せただけで、相談らしいことはしていないけれど、私だけの判断ではないということのアピールのために。
正直、主人もプロではないし、何かがいるのは本当かもしれない。その時は、そこまで不審に思いませんでした。
しかし、その後に「誰にも言わないで」という口止めのメールと、他にもトラブルがありそうな口振りから、やはり嘘だったのではないかと考えるようになりました。
その後も猫友だったし、わざわざ言いふらすようなことをしなくてもいいか、とその方が退会されるまで黙っていました。
口下手でコミュ障なので、言い返されると何も言えなくなってしまうので。
あちらの方がお友達も多いし、私一人が声をあげてもな。被害額も0だし、と。
それが2年ほど前の話です。
そのことを、今ものすごく後悔しています。
誰かに相談できていれば、被害が拡大せずに済んだかもしれない。
私の後に嫌な思いをする人がいなかったかもしれない。
沈黙は金、雄弁は銀。
しかし、この場合、雄弁は金以上の価値があったのではないだろうかと。
メッセージから、メールアドレス等を聞き出し、ネコジルシ外部でコンタクトを取ろうとする人には要注意です。
それが金銭が絡むものであるなら尚更。
悲しいけれど、猫好きにも悪い人はいるのです。
自分も気をつけていこうと思います。
~ここから追記~
2年前のことなので、自分が何故メールアドレスを教えたのか詳しく憶えていないので確認すると、
メッセージがまだ残っていました。
一番最初にきたメッセージがこれでした↓

これを見て不安になって自分から相手のPCアドレスに連絡したのでした。
時系列が上と違いますが、ここで訂正させていただきます。
ネコジルシ内に証拠が残るためにハッキリとは言わずに誘導されたのですね。
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