チョット難しい話だし。
ドキドキしてしまう内容も出てくるので
苦手な方はお控えくださいm(_ _)m
私は動物愛護主義者でもないし。
ビーガンでもないし。
矛盾してるなぁと自分でも思いながら
書きます。
薄っぺらな知識だし、
浅はかな人間なので、
笑われてしまうかもしれませんが。
それにネコジルシなのに
ねこの話じゃないけど…
実験動物、のお話しです。
昨日、会社に提出するためのゆる~ぃ検診を受けに 近くの町医者に行った帰り道。
こむすびたちに 何かいい本ないかしら?と
BOOK・OFFに寄り道して。
児童書のコーナーで210円にお値下げされている
『ありがとう 実験動物たち』という本が目につきました。
https://www.iwasakishoten.co.jp/smp/book/b199023.html
こむすびたちには まだちょっと難しい内容だろうけれど。
私自身が 知るのは怖いけれど
知っておくべきことなのかな、と思い。
読むことにしました。
https://withnews.jp/article/f0191129000qq000000000000000W0d510701qq000019855A
私が小学生の時にやって来た 2代目ワンコは
ビーグル犬で。
ベッキーという名前でした。
(初代ワンコは保健所から譲り受けた ワンコでした)
とてもカワイイ子で。
ご近所で 新たにビーグル犬を飼う家が何軒か増えました。
そして皆が『○ッ○ー』という名前をつけました(笑)
ハッピー、コッキー、
そして。
ラッキー。
ラッキーという子は。
実験動物になるはずだった子を譲り受けたから、
命拾いをしてラッキーだからと、
そうなったんだそうです…
私が中3の卒業前に生物の担任の先生が
『特別授業』として。
ブタの眼球の解剖 をさせてくれました。
…普通の公立の中学でしたけどね。
担任の先生、なかなか個性的な
教育熱心な いい先生だったんです。
先生は
「これは 今朝 君たちがいつも口にしている お肉になるために 『屠殺』された ブタの眼球です。
ブタの臓器のサイズは ヒトの臓器の大きさと近いため、お医者さんになる人の手術の練習になったりします」と説明されました。
私は それを聞いた瞬間から 震えと涙が止まらなくなり、
理科室の隅っこで ずっと泣いていました。
(後にその日、先生から母に
「あのコがあんなにショックを受けてしまうと思わなかった(喜んで参加するかと思っていたらしい)。申し訳なかった」と電話がかかってきたと聞きました)
クラスの子たちは、男女関係なく それを手のひらに乗せて眺めたり。
上手く解剖して、水晶体を取り出すことに成功していました。
仲良しの女子(男子にも人気のあるカワイイコ)が、意外にも得意で二個もチャレンジしていたのにはビックリしました。
看護学校に進学した 部活の先輩の文化祭に行った際、
「中庭にウサギいたでしょ?
あのコたち、毎日自分達でお世話するんだけど。
自分達が解剖するの…」
と聞いたときに、
私は看護士には なりたくてもなれない職業だと思いました。
だって、『かわいそう』。
自分が大事に育てた命を?と
理解するのは 難しかったのです。
でも。
若い医師が ブタを用いて基本的手術手技や先端技術を学ぶ前に 動物の「福祉」や「倫理」の講義を必ず受けることになっており
実験動物の飼育室で大切に世話をされ 生きているブタの姿をみてもらいます。
なぜなら、動物のいのちの重さを感じてもらい、ヒトの患者さんに対する思いやりを ブタにもかけて欲しいと思っているからです。
そして、そのいのちと引き替えに たくさんの 学んだことを忘れないで欲しいと願っているからです。
…今になってやっと。
なるほど、と思えました。
短大時代 私は医学部のある大学のすぐ近くに住んでいて。
ある日 自転車で近道をしたときに見つけた
『動物慰霊碑』の存在。
茨城の一般道を 車で通学していたので。
搬送されている ブタさんたちが、
檻の中で 寒いからか折り重なって寄り添いあっている姿。
(屠畜場が 裏道を通るとあったのです)
そして実家に帰宅して 見た『星野富弘』さんのカレンダーの
豚
何だってそんなに あわてるんだ
早くおおきくなって
何が待っているというんだ
子豚よ
そんなに急いで 食うなよ
そんなに楽しそうに 食うなよ
星野富弘
実験動物と 食用になる家畜が違うのというのもわかっています。
でも、
本の巻末に書いてあった
「わたしたちは、動物の肉や毛皮などを得るだけでなく、野山を切り開いて道路を作ってきました。そして電気を使って生活しています。それさえも、多くのいのちを奪うことに繋がっています。文明社会をおくるということは、すべての人がさまざまなかたちで、多くのいのちを犠牲にしているということなのです」
食用として、
医療の進歩のため、
だけでなく。
化粧品などでも 動物たちのいのちが使われていることは知っていました。
https://jn.lush.com/article/fighting-animal-testing
…知らなかったの、ホントは。
でもある日、お祝いで頂いた石鹸を
こむすびたちが気に入ってしまい。
同じものが欲しくて 買いに行って
カタログを読んで知りました。
だけど。同時に。
今 身の回りにあるものについては
なんで知らされないんだろう?って思いました。
知らないほうがいい話だから?かな。
いや、ホントは。
聞きたくないような話でも。
知った上で
使うべきものなんじゃないだろうか…
新型コロナのワクチン開発…
その裏で どれだけの犠牲があったのかな。
安全性のために
これからも どれだけのいのちと引き替えになっていくんだろう?
それに。
新型コロナのニュースばかり報道されるけど。
鳥インフルや豚コレラでたくさん殺処分されてるんだよな…
生きていくために
感染拡大をしないために。
TAKE OUTが盛んになり。
プラスチックの容器が山のように使われる。
ある日 給食の話になり。
『麺』の配食が、
こむすびたちの小学校では ひとつひとつ個包装、
おむ母の勤務先の小学校では 食缶にクラス毎にグラム配缶→手袋でそれぞれに個配食だと。
「ママの小学校のほうが 地球にやさしいんだね」と。
毎日使って捨てられる ストローの本数、
毎週だと?毎月だと?と 掛け算をしてみて。
「ストローってマイクロプラスチックで海で問題になってるんだよねぇ」と。
ひとりひとりの小さな意識が。
これから先の ニンゲンの未来、
地球の未来につながっていくんじゃないかなぁと。
毎週可燃ごみよりも2~3倍くらいになってしまう プラごみの袋をまとめながら思っています。
イルカが好きな ちぃ兄には。
『イルカの星』という絵本を買いました。
https://yohshomei-netshop.com/?pid=1652669
作者あとがきに
イルカと海のことを真剣に考えることで、私たちは人類と文明の光と陰、そして希望と絶望を、はっきり知ることができます。
科学技術と経済を基礎とした、物質文明の発達のみが、進化ではなく、
今後はむしろ私たちの精神性を高める方向でしか、
今の文明の行き詰り、環境破壊や汚染、終わりのない戦争や深刻化する社会問題の克服はできない、と私には思われます。
『あいしなさい、じぶんじしんと すべての 生き物を……』
難しい問題、ね。
そして。
二人は
うんこことわざ辞典でゲラゲラ笑っています。
https://bunkyosha.com/books/9784866512891
うん。君たちには
まだまだ難しいね(笑)
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