
入院中におけるリハビリ中の一コマ。
身体中の神経が死んで筋肉が無くなり、日一日と急速に衰えていくのが感覚で分かります。そのスピードの無慈悲さには絶望と恐怖しかありません。なんとも恐ろしい病気です。
5年前に心筋梗塞で死にかけ、同じ年に胃がんで胃を全摘し、癌サバイバーを気取った身体ももはやこれまで。まさかこんな最期になるとはね。循環器系の疾患、例えば脳溢血か大動脈破裂とかでポックリ逝く予定が大きく狂ってしまいました。
中学生の時に「ジョニーは戦場へ行った」という映画を観て衝撃を受けたことを思い出します。両手、両足、耳、眼、口を戦場で失った若い兵士の話で、なんとも救いようのないストーリーでした。思考は正常なのに、身体のほとんどの機能を失うという、まさに私に待ち受ける運命・試練そのものなのです。トラウマになった映画を観てから約50年後に、まさかジョニーと同じ境遇になろうとはね。この映画を観たのは何かの啓示だったのかと思えてくる。

↑ジョニーは戦場へ行った. JOHNNY GOT HIS GUN 1971年 / アメリカ / 113分. 戦争で四肢とあらゆる感覚を失った青年の独白を通じ、生命の尊厳と反戦を訴える衝撃のドラマ。
この映画の視聴はあまりお勧め出来ないかな「火垂るの墓」と同じで救いようが無い話は本当に辛い。救いようが無いと言えば「レナードの朝」もそのたぐいかもしれない。実話なのでさらに救いようが無い。

世に原因不明の難病は数多くある。けれど医学の進歩とともにいずれ、その多くは克服されていくと思います。
私が以前患った心筋梗塞や胃がんも五十年前は、不治の病だったわけで。
おっとネコジなのにNO CAT
結びにボルトと秋徒の合成写真など

二匹とも飼い主に似て男前なんですわ。
異論は認めない(
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