
私が猫を愛する理由のひとつに、彼らの死に様の見事さがある。
それは尊敬に値するほど崇高で気高く私には見える。
ボルトしかり秋徒もまた、その気高さを私に見せつけて去っていった。
治癒不可能で致死の難病におそれおののき、うろたえる私をきっと
虹の橋の向こうから、彼らは笑って眺めていることだろう。

『ヒトよ、我らのように強くあれ』と

だから私も彼らのように、そう猫のように気高く最期を迎えたい。
と思っている。
のだが、凡人で煩悩の塊のような私は、医者の告知からこっち
それはもう迷いに迷って、なんとか精神的な均衡・安寧を保っている状態。
ここで愚痴るのもそのひとつ、そして最愛の娘の存在や
心優しい友人たちの言葉が心の支えになっている。
それには心から感謝している次第です。
こう考えもする。
誰もが死からは逃れられない。それはいずれ訪れる。
大抵はいつそうなるか分からないところだが
私の場合はタイムリミットを、ある程度提示された訳で
それはある意味、ラッキーな事なのかもしれない。
身体は動かなくなりつつあるが、今のうちに身辺の整理も出来るし
(少なくともPC内の恥ずかしいファイルの削除とかは確実に出来る)
周りにお別れを言う余裕も与えてもらった訳だ。
突然の不幸で、それを受け入れられずにこの世を彷徨う
という心配はまず無い…
知らんけどw
ここで日記をいつまで更新出来るか分かりませんが
PCに入力が出来る限り、この場に現れることを
自分のリハビリの日課に加えようと思ってます。
このオヤジがくたばるまで、どうぞこの駄文にお付き合いください。
いただいたぺったんやコメントを私の力に変え、もうしばらく粘ります。
というわけで、ボルトに秋徒。
もう少しだけ待ってておくれな。
R.I.P BOLT

R.I.P AKITO

そしていずれ、どこかで、また会おうな。
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