この構成でご飯をあげるというのが、結構、難儀だ。
先住1号の成猫は十分な大人だから、量も多いがあまり栄養価が高すぎるのは問題がある。
家猫で外にも出さない完全部屋飼いだと、肥満で内臓疾患まっしぐらだからだ。
一方、同じ条件でも若猫の先住2号であれば、少し栄養価は高めじゃないとまずい。
成長期だから、お腹の具合を見ながら栄養価の高いフードを多めに与える。
さらにチビ猫ともなると、離乳して間もないから少量を小分けにして何度も食べるし、栄養価が高い方がいい。
そして離乳期の子猫用が必要だ。
成猫2匹はベースは同じ餌を与え、必要に応じて若猫にプラスしていくスタイルにしている。
ところが同じものを与えていても、隣の餌が気になって仕方ないのが猫の性(さが)。
自分のはそっちのけで他の皿をのぞく。
2歳の成猫1号は、若猫が来た時に幼少猫向きの餌に嫉妬し、奪い取ろうという動きが盛んだった。
いまでは同じ餌なのに、お互いで狙い合うという謎状態だ。
しかたないので、場所を離して視界に入らないように与える。
食べる量は若猫の方が少なめで回数が多い。
これもまた気に入らないようで先住1号はしばしばじーっと覗き込んでいる。
チビ猫がこれまた興味深い。
幼猫専用離乳食を離れた場所で与えているのに、先住1号の餌を欲しがるのだ。
ところが、先住1号が食べるのを止めて与えてしまう。
これを凄まじい勢いでがっつくチビ猫。
ウエットフードだから離乳食の延長にあり問題はないんだが、その後が酷い。
先住2号の若猫がチビ猫をどかして食べてしまう。
自分の餌は残っているのに、結構な距離を移動してきて奪い去る強欲っぷり。
可能な限り同時に与えて、見張って奪い去ったり出来ないようにしているんだが、しつこい。
いつものリードの刑で先住1号やチビ猫の餌を奪えないように抑え込む。
ドライフードも、チビ用のキトン系と成猫用のと分けて盛ってるのに、チビ猫用のを必死で狙う。
しかし、そんな争いを毎食繰り返しているのに、体重はあまり増えないのも驚きだ。
1ヶ月前に比べて、ほぼ横ばいだった。
肥満してないだけマシなんだが、若猫はもうちょっと増えても良さそう。
もうすこし厳密な管理が必要なのか、餌の問題なのか。
先住2号はものすごいビビリだと前に書いたが、今日も掃除機をかけるのに3匹をお風呂に閉じ込めたら・・・。
1匹だけおしっこ漏らしまくって、息子と一緒にお風呂行きだ。
前は暴れて発狂したので、しばらく小さいホウキとコロコロでしのいでいたのに、またジョロジョロ。
あ、前は発狂にジョロジョロに脱糞だったっけ。
そんなんだからたくさん食べてもあまり太らないような気もする。
と言っても、先住1号もひどくてシャワーを浴びると必ず脱糞する。
チビ猫がシャワーを嫌がるものの、最もマシな反応だったというのは、かなりのとほほ。
そのチビの黄門さまはだいぶ治ってほぼまともな状態になり、ひと安心。

高くして食べにくくしてても、先住猫の餌に必死でくらいつく。

これが自分用のだ。

そっと近寄ってきて、私は何もたくらんでいません風。
鈴が多いのはビビリ猫すぎて、すぐにありえん所に隠れるからだ。
他の猫の餌を強奪しても食器に水琴鈴があたってバレるようにしてある。

先住1号のソフィアとチビ猫のルシア
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