存在 - ひでのらさんの猫日記

存在

2021年6月27日(日) 320 / 2

うにちゃんが旅立って…………

うにちゃんが元気だった頃は、

もし、うにちゃんが死んじゃったら、
夢も希望も何もない、
暗黒のような、
世界がやってくると思ってた。

もちろんそれは、
『僕にとって』だけど。

でも、
なーんにも変わらなかった。

寂しいくらい、
悲しいくらい、

うにちゃんがいなくなっても、
世界は変わらなかった。

くるくるは相変わらず、
飛び回ってるし、

テレビを観ていて、
面白かったら笑う。

お花を見ればキレイだと思うし、
美味しいものを食べれば、
美味しいと感じる。

寂しいくらい。
悲しいくらい。

『頑張ってくるからね』と、
写真と骨壺に一声かけてから
出勤する。

会社では無我夢中で働く。

時々、働きながらも
うにちゃんの事を思い出す事も
あるけれど、

仕事中はうにちゃんの事ばかり
考えてはいられないし。

辛いのは、
仕事が終わったあと。

家へ帰っても、うにちゃんはいない。

うにちゃんのいない家へ帰るのは寂しい。

でも、、くるくるが家で
待っててくれるけどね。

もし、くるくるがいなかったら、
途方に暮れてたよ。

……でも、
仕事に疲れ、
帰宅して、部屋にいると、
うにちゃんに逢いたい気持ちが募る。

寂しさが増す。

………そして、いちばん思い出すのは、

あの日、、、、

会社から帰宅したら、
１階で倒れてたうにちゃん。

僕にとって、あまりにもショックな
あの場面が、頭に焼き付いてしまってて、

いくらでもフラッシュバックする。

そして、いずれ、
うにちゃんの存在が、
僕の中から遠ざかっていくのが
辛い。

…………ところで、、、

うにちゃまがまだまだ、
食欲旺盛だった冬頃までは、、

僕がお部屋で食事してると、、、

なんか、視線を感じる‼️😅

…………で、コタツのほうを見ると、
うにちゃまがこっちを
じーーっと見てる😂

人間の食べ物はあげない…………

うにちゃま、
『ホアン？』と鳴いて催促😅

苦笑いしながら猫用おやつを
もってきてあげたり…………

なんか、
あの頃は食事してる時、
コタツの上のうにちゃまの
視線が気になったなあ😅

鶏肉とかお魚を食べてる時は、
特に気になった😂

うにちゃま、鼻がよかったからね😊

…………そして、、、

うにちゃまが旅立って、
ちょうど１週間ぐらいの時かな？

部屋で晩御飯を食べてたら、、、

なんか無意識にね、、、

コタツの上をチラ見しちゃった。

２回も。

ただのクセかな？

それとも、、、

本当に視線感じたのかな？

うにちゃま、コタツの上から
こっち見てたのかな？😊

オカズは鶏肉だったし。😆

翌日はサバの塩焼きだったので、
うにちゃまへひと欠片、
お供えしました♪

でも、、、

いつもコタツの上から、
こっちを見守ってくれてた、
守護天使みたいな存在が、

今は姿が見えないから、
やっぱり寂しいよね💦

せめて、夢の中で逢いたい、、なんて、
思ってたんだけど、

うにちゃまは、夢の中には
全然現れなかった。

うにちゃまが旅立って、
２週間以上過ぎたある夜、

その夜はなぜか全然寝つけなくて、

すごーーく、浅い眠りの
状態だったと思う。

夢の中でうにちゃまに逢えた。

眠りが浅いから？

夢が始まった時から、
これは夢だってわかってた。

僕は2階のいつものお部屋に
立ってて、、

足元にはうにちゃまが
ちょこんと座ってた。

(イメージ画像。こんな感じ。)

やっと、逢いにきてくれた。

うにちゃまを抱きあげた。

夢の中だけど、
ずっしり重みを感じたよ。

まだまだ食欲旺盛だった頃の、
うにちゃまの重みだった。

…………たった、それだけの夢。

はじめから
夢だってわかってた夢。

ものすごく短くて
ものすごく鮮明な夢。

………そういえば、、寝つけなくて、
なんとなく、近くの保健所の
猫の里親募集を見てたっけ………

うにちゃまは、、

まだまだワタシの事、
忘れないで………

って言いたかったのかな？

それとも、、

ワタシはいつも傍にいるから、
心配しないで………

って言いたかったのかな？

それとも、、

久しぶりに
抱かれたかっただけかな？

いずれにしても、、、

新しい子を迎えたい
気持ちはあるけど、、

それはまだ、、
もう少し先のお話。

もう少し、
落ち着いてから。

まだまだ、
うにちゃまを
思い出の箱の中に
しまいこみたくないんだよね。

くるくるはサナギになったよ(笑)😂