これをどのようにお返しすれば良いのか、システムがちょっと分かってなくて困る。
訪問して足跡を残せば良いのかしら?
しかし、数が多いと、それだけでもえらいこっちゃだ。
みなさん、どうしてるんだろう・・・。
さて、今日はネコの恐怖という話。
先日も、猫が怖がるという話をちょっと触れた。
あいにく、猫が怖い話じゃなくて、猫が怖がる話だ。
Q&Aなんかをみていても、猫が慣れないとかという悩みが多いようだ。
この理解に最も適しているだろうというお話を紹介しておく。
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ガリヴァー旅行記
第二篇 ブロブディンナグ国渡航記
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%83%AA%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%BC%E6%97%85%E8%A1%8C%E8%A8%98#%E7%AC%AC%E4%BA%8C%E7%AF%87_%E3%83%96%E3%83%AD%E3%83%96%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%83%8A%E3%82%B0%E5%9B%BD%E6%B8%A1%E8%88%AA%E8%A8%98
ガリヴァー旅行記は小人の国に迷い込む話が有名だ。
第二篇は、ガリヴァーが巨人の国に迷い込むお話なのだ。
猫同士でも慣れるのにのには一定時間かかる。
そりゃ、赤の他猫といきなり一緒になるんだから、不安も大きいし相性もあるだろう。
シャーシャーやりながら関係を築き、その内、一緒に遊ぶほどに仲良くなる。
うちのチビでも2週間以上かかって、ようやくシャーシャー言い合いしない状態だ。
先住猫1と先住猫2でも三週間くらいはかかっている。
この前提で、猫ではない巨体の人間が猫に接するというのは猫目線で見るとどうだろう?ということなのだ。
アフリカゾウで体重が5,800~7,500kgというが、人間は成人で40〜100kgくらいだろう。
ゾウで小柄で4000kgと40kgだと、100倍だ。
猫は子猫で1kg未満、成猫になっても数キロ〜10kgが良いところだ。
子猫なら、50〜100倍位の質量の生き物と接することになるし、成猫が3kgとしても10倍以上、男性なら20倍くらいだ。
つまり、子猫にとっては大人男性ならアフリカゾウを相手にしているくらいな感覚だ。
1kgの子猫で60kgの人間なら、60倍。
60kgの60倍の動物は3600kgだから、中くらいのアジアゾウを相手にしている感覚だ。
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動物の大きさの比較
https://pz-garden.stardust31.com/ookisa.html
アジアゾウ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%B8%E3%82%A2%E3%82%BE%E3%82%A6
オス平均5,400キログラム、メス平均2,720キログラム
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これはゾウが草食動物で、自分を捕食したりしないことが解っていても、対峙しただけでも恐怖がつのる。
我々にとっては小さくて可愛くても、猫にとっては超でかい力持ちの生き物が人間なのだ。
しかも多分、猫にとって人間はかなり臭い。
持っている武器は、牙と爪と逃げ足だけだから、だいぶ心もとない。
世話を焼いたりかわいがっているというのは、人間の意識と都合だ。
猫にとってそれを理解したり感謝する前に、身の安全が大丈夫なのか、殺されないのかが、最も不安だろう。
ゾウだって機嫌が悪いとありえんパワーで暴れたりして、人間では太刀打ちできない。
こういったものの理解に、ガリヴァー旅行記第二篇が役に立つのだ。
なお、アフリカゾウがちょっとどついただけで、人間は吹っ飛んでいく。
踏んだだけでも人間は圧死してしまうのだ。
もし、猫が人間と初見から間もないともなれば、不安しかないはずだ。
信頼関係が全く無く、なにがNGなのかも情報がないから、適正行動すら解らない。
この前提でフレンドリーに接することが出来るのは、余程のお花畑体質の猫じゃないと無理だろう。
前にも書いたように、猫の最重要課題は身の安全の確保だ。
生き残らないとダメなので、理屈抜きで優先する。
したがって、なにがNGでなにがOK行動なのか、猫に解りやすく教える事がものすごく大事なのだ。
それらは人間の子供に教えるのに比べれば、遥かに楽だ。
筆者は大学生を教えるから幼稚園〜高校生を教える苦労は解らんが、想像するに頭の下がる思いだ。
おそらく動物園の方がなんぼかマシと言う状態だろう。
何しろ、真面目にやってても、子供に何かあれば親という猛獣が襲ってくることもある。
大学くらいだと猫で言えば1歳前後というところだから、遥かにマシだ。
それでも強く言えば過剰に凹んでしまうし、優しくしすぎれば舐めてかかってくる。
個々人で性格も違えば、さじ加減も違う。
基本的に、猫も人間も基本は大して変わらないのだ。
また、そういう立場の差があるケースにとって、大人の発言はかなり重たい。
大した話じゃなくても真に受けてあられもない方向に行くこともある。
猫とて同様で、強く出過ぎれば思いもよらずビビってしまう。
怖いということまでは解っても、どの程度の強さで猫に精神的ダメージなのかの、さじ加減が難しいのだ。
これも個体ごとに大きく異なるから、全然へっちゃらなのもいれば、ものすごく凹むのもいる。
例えば、先日、悪さをした先住2号のクレアは、怒られて凹んでコソコソし、深夜になって筆者に必死で頬ずりとゴロゴロアピールをしていた。
先住1号は怒られるとシャーと逆ギレするが、しばらくすると反省して行動を改める。
チビ猫はまだ、頑是ない状態だから甘噛をNGとする以外はなんもできん=天真爛漫に遊んでいる。
本当に、三猫三様である。
こういったサイトにいらして猫経験が豊富な方は、そういった苦労も乗り越えておられることだろう。
しかし、経験浅の方は全てが初体験であり、イメージした期待とズレる現実に、不安しかないと思う。
その為、情報欲しさに、こういったサイトにおられることもあるはずだ。
猫も人間も、こういった点でも同じと言える。
人間が不安なら、猫も不安なのだ。
理想と食い違っても、文句を並べ、悪いところばかりを気にするのではなく、良いところを見出して悪いところは工夫していくことが肝要だろう。
ウンコが臭いのも当たり前、生き物だから腹も減るし病気にもなる。
おもちゃじゃないのだ。
結局、大事なことは、簡単だ。
謙虚に行動しつつ、愛を持って思いやるという基本だ。
先人が口を酸っぱく教えてくれたことが、そのまま正しいのである。
最近、動きが素早くなったチビ猫ルシア

どんくさいおじさんには追えないの・・・。
それでも写真撮るからポーズね〜というと、しっかりポーズ。

先住ともなれてきて、リードの外せる日も近いか。

しかし、変なところに入りまくるので、ハーネスが装着できるサイズになるまでは、リードとケージだな。
先住2匹のチュールタイム。

ソフィアはいつも、ものすごい顔をしてちゅーるをほおばる。
しかも、かなりのバキュームだ。
一方、クレアは姫状態でのんびり食べる。
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